人付き合いをする上で、SNSはもはや欠かせない存在だ。だからこそ、SNS上での自分のポジションを把握しておくことも重要だろう。

Bufferの記事「あなたのソーシャルメディアでのタイプは? 自分のソーシャルメディアパーソナリティを理解する(原題:What type of sharer are you? Understanding your social media personality)」では、SNSにおける"自分"を探る5つの方法を紹介している。この中から3つをみてみよう。

オープン派? サークル派?

最初に紹介している内容はウォートン・スクール教授の調査によるもので、SNS上で仕事とプライベートをどのようにバランスをとっていくべきかという点に焦点を当てている。これによると、SNSの利用は以下の4つのパーソナリティに大別できるとしている。

  • オープン重視

仕事とプライベートの双方で誰とでも友達になりたいと思っており、良いことも悪いことも投稿・共有したいと思っているオープンなタイプ。もちろん友達のコメントも歓迎する。

  • オーディエンス重視

仕事の友達は排除し、プライベートのみで、複数のSNSを使い分けるタイプ。探されないようにニックネームなどを利用する人も多いが、共有する内容はオープン。

  • コンテンツ重視

仕事もプライベートも誰とでも友達になりたいが、自分が共有するコンテンツは取捨選択するタイプ。

  • サークル派

友達もコンテンツもしっかり管理するタイプで、Facebookであれば「Smart Lists」、Google+なら「Circles」などの機能を利用して、誰がどのコンテンツにアクセスできるのか、しっかり管理する。

何を共有するか

Twitterのフォロワーについて調べたある調査によると、投稿内容を「自分に関すること」「情報」に分けたところ、フォロワーの数は「情報」の方が2倍多いことがわかったという。前者は自分(me)について知らせることから「Meformer」と言われている。

また、別の調査では、12万5000件のツイートを分析したところ、Twitterの投稿は9に分類できるという。

  • 情報共有

  • 自分プロモーション

  • 意見や不満

  • ランダムに浮かんだ考え

  • 自分がいまなにをしているか

  • フォロワーへの質問

  • 自分の位置情報

  • 自分に関する話

  • 他の人に関する話

SNS中毒者? 目立ちたがり? オンとオフで人格が変わる人も

ほかに、ウィンチェスター大学の研究者は30日間同じ人のSNS上の活動を追跡。そうして割り出したのが、12のタイプだ。自分がどれに当てはまるのかも面白いが、説明文を読んでいると友人の顔が浮かんでくることもあるのではないか。

  • Ultra……かなりのSNS中毒者で、一日に何階も、何十回もSNSをチェックする。

  • Denier……SNSは自分の生活にとって重要ではないと言いつつも、常にアクセスしている人。

  • Dipper……アクセスは不定期で、投稿が数週間ないことも。

  • Virgin……若葉マークが付いている初心者。SNSを使い始めたばかり。

  • Lurker……潜伏者。SNS上で他の人の動きをしっかりチェックしているが、自分から投稿することはまれ。

  • Peacock……目立ちたがりで、フォロワーの数はもちろん、いいね!ボタン、リツイートの数を意識している。

  • Ranter……食事などの場では口数が少ないのに、オンラインになると意見をしっかり主張するタイプ。

  • Ghost……プライバシーに気を使っているためか、極力自分の身元がわからないように匿名でアカウントを利用する。

  • Changeling……オンラインでまったく別の顔を装っている人。

  • Informer……最新情報をいち早く伝えることが使命の人。