千葉県・幕張メッセで「INTEROP TOKYO 2014」と同時開催している「デジタルサイネージジャパン」が6月11日~13日の日程で開幕した。東芝ライフスタイルブースでは、4枚の狭額縁ディスプレイ「TD-X551」を組み合わせたデジタルサイネージ技術の展示が行われていた。
TD-X551は、解像度フルHD(1920×1080)で、ベゼル部分は最狭部1.8mm・最広部3.3mmの合わせ幅5.1mmと狭額縁を実現。マルチ構成時の非表示エリア幅は5.6mmとなる。これにより、映像や画像が間延びせず違和感なく閲覧できるという。
また、同ブースでは、インタープレイテクノロジーの提供するクラウドサイネージシステム「InterPlay Signage」を合わせて紹介していた。
InterPlay Signageは、「InterPlay Studio」と「InterPlayer」の2つの機能がある。InterPlay Studioは、クラウド環境に配備された配信サーバで、コンテンツ・プレイリストの開発やビューワ端末への配信制御、ビューワ端末構成管理など、サイネージ環境全体を包括的に管理する。
同機能の強みは、配信仕様の多彩なテンプレートだ。ディスプレイスタイルに合わせて47種類を用意しているほか、分割サイズやレイアウトが自由に変更できる。また、コンテンツ配信は端末別に設定できるほか、1時間ごとや日単位、曜日単位といった細やかな時間指定も可能となっている。
一方、InterPlayerは配信サーバとの通信によるコンテンツやスケジュールの管理、指定のログ取得などの機能を提供する。
デジタルサイネージジャパンには東芝ライフスタイルのほか、50以上の企業が出展している。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。