「会話中に男を立てる」のが大事!?

堂々と口には出さないものの、控えめな女性が好きという男性は大勢います。控えめとは奥ゆかしさにも通じる言葉。「奥ゆかしい」とは、派手ではなく品がある人のことを指します。では、男性が好む、奥ゆかしさにも通じる「控えめ」とは、具体的にどういうことなのでしょうか。

■「人前では男性を立てる」具体的例とは

「女性は人前では男を立てるもの」。"結婚したら男性は働き、女性は家を守る"という時代から今も長く引き継がれている習わしです。この具体例を挙げると、男性同士の会話をさえぎるように、「でも、私だったら~」など、自分の意見を主張して会話の方向を曲げない、長く自分を会話の中心に置かないことなどが挙げられます。自分のことばかりを話す女性に対して男性は「自己主張が強すぎる」と感じるため、そこに控えめな要素は見つけられないのです。

複数でいた時に、サッカーの話題になったとします。「◯◯さんって、確かサッカー経験がありましたよね」などとパスを渡して、相手がその話題に対してさらに話すことをできるようにするのが、控えめな女性。「私が考えてるチームが勝った理由は◯◯で、だから◯◯は~」など、男性と張り合うような形で会話に混ざってしまうのが、自己主張が強すぎる女性です。

■ファッションが清楚系

これは私が取材をして実感していることですが、やっぱり男性は清楚系ファッションが好き。どうしても清楚系ファッションが好き! であることは事実です。「服装なんて似合っていれば何でもいい」という男性でも、パートナーがたまに清楚な服装をすると、心の中で喜んでいるものなのです。清楚系ファッションはその人となりをおとなしく見せる効果があるため、男性は、その人柄までをも控えめだと受け取るのだと思います。

■生活サイクルが整っている

なぜ男性が規則正しい生活を送る女性に対して控えめな印象を受けるかというと、夜遊びを全力で謳歌しないその姿に、慎ましく清潔なイメージを持つことができるからです。

例えば交際中に、男性が飲みすぎて帰宅して彼女に電話をした時、彼女は既に帰宅して、お酒も飲まずに対応することが何度か続いたとします。すると男性は、「申し訳ない」という気持ちと同時に相手に対して、男性より遊びを堪能しない控えめな女性らしさを感じて、結婚という言葉も浮かびやすくなるのです。

多くの独身男性は、結婚したら"朝のトントントン"(←包丁でネギを刻む音)で目覚めることに憧れを持っています。深夜まで遊び尽くすと、朝これを実現することは不可能です。だから男性は、控えめな女性を好むことにつながるのです。

どれも当てはまらない女性は、最も手短な「会話中に男性を立てる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。