トッキュウ3号/ミオを演じる梨里杏は「私は今年新成人になったんですが、自分自身、二十歳までに何かを残したいと思っていたので、この年にこんなすばらしい作品に出演することができたのがうれしくて、自分で拍手をして喜びました。私の二十歳の年は『トッキュウジャー』に捧げたいと思います!」と、今作にかける気合いを爽やかに語る。ミオを演じるにあたっては「男まさりなカッコイイ役どころなので、アクションにもどんどん挑戦していきたいです。また、コミカル担当のトカッチに対して、ミオがツッコミを入れたりするところにも注目していただきたいです」と、アクティブなミオに意欲を燃やしていた。
トッキュウ4号/ヒカリを演じる横浜は、やや緊張気味に「僕は小学一年生から今までずっと空手を続けていて、ヒーローに憧れていたんです。役が決まってとてもうれしく思うと同時に、得意の空手をアクションに活かすことができればいいなと思っています。そうして、子どもたちに夢を与えられるヒーローになりたいです!」と、ヒーローになった喜びをかみしめるように話していた。そして、ヒカリの役作りについては「台本を読んだときに『特技がケン玉』とありまして、ビックリして、速攻でケン玉を買って猛練習しました。今ではだいぶ上手になったと思います」と、ケン玉練習の苦労を吐露。これについて志尊は「顔合わせのとき、みんなであいさつした直後、バッグからケン玉出して練習してたよね。彼はプロ意識が強いんです」と横浜の練習熱心さを称えると、横浜は「いえいえそんな……」とはにかんでいた。
トッキュウ5号/カグラを演じる森高は「私の演じるカグラは可愛らしいものが好きで、コワい敵が苦手なんですが、窮地に立たされるとすごい力を発揮して、メンバー最強説が生まれるほど! なんです。私は5人の中で最年少なんですけれど、みんなの足を引っ張らないように精進してがんばります!」と意欲を燃やした。カグラについては「"私は強い!"と思いこむことで、強くなる女の子です。ふだんの姿と、いろんなキャラになりきったときのメリハリを大切にしていけたらと思っています」と話した。
なお、会見上のトピックスとしては、トッキュウジャーが乗る"烈車"の車掌役で、人気タレントの関根勤がレギュラー出演することが明かされた。関根は、スーパー戦隊シリーズの第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」(1976年)にゲスト出演(当時の芸名はラビット関根)した経験があり、「戦隊」への出演は実に38年ぶり。関根はビデオメッセージで「トッキュウジャーのみんなはチームワークがよくて、すばらしいヒーローです。僕はこの『トッキュウ』って言葉に憧れるんですよね。なぜなら、僕の芸能生活はずっと鈍行に乗って、時には車両点検のために長く停まったこともございます。ですから、トッキュウジャーの名前でレギュラー出演できるというのに感激しています。わたくしの芸能生活のすべてを懸けて、頑張りたいと思います」と、「戦隊」レギュラー出演にあたっての抱負を述べていた。
会見の最後は、志尊の口から次のような言葉で締めくくられた。「スーパー戦隊シリーズは、今までたくさんの先輩方がレールをしいて、子どもたちの夢と勇気と希望などを乗せて、走ってきてくださいました。僕たちもまた、さらにさらにレールを伸ばしていけるように、精いっぱい頑張りたいと思いますので、『烈車戦隊トッキュウジャー』よろしくお願いします!」
新番組『烈車戦隊トッキュウジャー』は2月16日朝7:30より出発進行。お乗り遅れのないよう、テレビの前に集まりください!
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