讃岐うどんのチェーン店「はなまるうどん」を展開するはなまるは、東京都内に「はなまるうどん+カレー」という3店のスペシャル店舗を出店している。通常の「はなまるうどん」でもカレーライスは食べられるのに、どうして店名に「カレー」を冠したスペシャル店舗を出店したのか。はなまるうどんの担当者にその理由を聞いてみた。

「はなまるうどん+カレー」仲御徒町店

スペシャル店舗「はなまるうどん+カレー」は、2011年の仲御徒町店リニューアルオープンの際に、屋号を「はなまるうどん+カレー」としたのが初出店となる。通常の「はなまるうどん」店舗との差別化を図り、デザインは白と木とグリーンを基調とした女性も入りやすい明るい店舗とし、食事では「はなまる醤油で食べる カツカレー」(550円)、「季節の彩り 野菜カレー」(550円)といったオリジナルカレーと、通常の讃岐うどんメニューの両方が楽しめる。現在は、高田馬場店と銀座松屋通り店を合わせた計3店舗を展開中だ。

同社担当者に出店の経緯を尋ねたところ、カレーは定番サイドメニューとして創業時から手作りで作り続けられている讃岐うどんと並ぶ人気メニューであり、「そんな手作りのカレーをより多くの人に食してもらいたいということから、カレーにスポットを当てた店舗を出店するに至りました」と答えてくれた。そうした理由から、カレーのルーは通常店で提供している「カレーライス」と同じだが、ボリュームたっぷりなロースカツをはなまるオリジナル醤油で味わうカツカレーと、季節の野菜をふんだんに取り入れた野菜カレーは、スペシャル店舗でしか味わえない。

「季節の彩り 野菜カレー」(550円)

特に、女性利用者には野菜をふんだんにトッピングした野菜カレーが支持されており、今後は「健康」をテーマにして、カレーの新商品を開発していく予定とのこと。「はなまるうどん+カレー」の店舗を見つけたら限定メニューをぜひ食してほしい。遠くて行けないという人は、創業時から手作りという「はなまるうどん」のカレーをこれを機会に試してみてはいかがだろうか。