HTCといえば台湾のメーカーだ。HTCファンにとって台湾は、一度は訪れてみたいところ。というわけで今回、筆者は日本を飛び出し、憧れの台湾・HTCストアを行ってきた。

台北市内のいたるところにあるHTCの看板

台湾ではキャリアショップの他に端末メーカー専門や直営のショップが点在している。台北市内でもHTCの専門店があちこちに存在する。どの店舗の規模は小ぶりだが、店内では日本で見られないモデルやアクセサリーを手にとって触ることもでき、日本のHTC端末ファンにとってはまさにパラダイスだ。

HTC専門店。ファンにはまさにパラダイススポットだ

台湾はSIMロックの無い国だ。なので、SIMロックフリーの端末を単体で購入することができる。日本人ももちろん買うことが可能だ。また、HTC純正のケースやポーチ、Beats Audioのイヤホンやヘッドホンなどのアクセサリーを購入することも可能だ。これらは、日本では手に入らない製品も多い。

今回、せっかくなので日本未発売のスマートフォン「Desire 200」を購入し、現地で使ってみた。Desire 200は、台湾のHTC端末ラインナップの中で初心者向けのモデルである。シングルコアの低スペックだが、同社のOneシリーズを小さくしたような見た目がなにより可愛い。価格も2万円程とお手ごろだ。

こちらがDesire200。手のひらに収まる小さな端末だ

購入はクレジットカードでOK。今回筆者はDesire200を選んだが、実はDesireシリーズは数多くのラインナップがリリースされている。日本ではソフトバンクモバイルの「Desire HD 001HT」以降、リリースが途絶えているが、台湾では現行機種として「Desire 500」「Desire 600」「Desire P」「Desire Q」などが提供されている。これらは、ディスプレイサイズが3~4.5インチのモデルで、日本では珍しいものばかりだ。

アクセサリーのほうは、HTC純正品はもちろん、日本ではあまり見かけることのない「HTC One」(日本向けモデルはHTC J One)や「Butterfly」(日本向けモデルはJ Batterfly)のサードパーティー製ケースやカバーも提供されている。今回筆者は、日本ではあまり見かけないBatterfly用のアルミ製バンパーを購入した。

台湾ではDesireシリーズが数多くリリースされている

Batterfly用のアルミ製バンパー。台湾ではさまざまなHTC端末向けアクセサリーが販売されているのだ

もし初めての台湾旅行なら、台北の「原宿」西門がお薦めだ。西門にもHTCやサムスン電子、ソニーなどの専門店があり、スマートフォンのケースやアクセサリーが並んでいる。西門は観光ショッピング街なので英語や場合によっては日本語で対応もしてくれるので安心だ。