5月29日、日本マイクロソフトはWindows8 Proを搭載したタブレット端末「Surface Pro」の国内販売を6月7日より開始すると発表した。発売日は6月7日。128GBモデル(99,800円)と、256GBモデル(119,800円)の2タイプが存在する。発表会会場では「Surface Pro」のタッチ&トライを行うことができた。外観やスペックなど、簡単なファーストインプレッションをお届けしよう。

「Surface Pro」の見た目は「Surface RT」とほとんど同じ

先行して発売されていた「Surface RT」と、今回発表された「Surface Pro」の最大の違いは搭載しているOSだ。「Surface RT」はタブレット用に特化して作られたWindows RTだが、「Surface Pro」は通常のPCにも搭載されているWindows8 Pro。従来のWindowsソフトウェアも動作するため、より"普通のPC"に近い感覚で操作できるのだ。

また、スペックでも「Surface Pro」は「Surface RT」を上回っている。簡単に比較すると次のようになる。

Surface Pro Surface RT
CPU Core i5 Tegra 3
メモリ 4GB 2GB
液晶ディスプレイ 1,920×1,080ピクセル 1366x768ピクセル
記憶容量 128GBと256GB 32GBと64GB

もっとも、すべてにおいて「Surface Pro」が優っているわけではない。重量や厚みに関しては「Surface RT」の方が軽量コンパクトだし、駆動時間も「Surface RT」の方がはるかに長い。

Surface Pro Surface RT
本体の厚み 14㎜ 9㎜
重量 907g 675g
バッテリ駆動時間 約4時間 約8時間

実際、「Surface Pro」を持ってみると、かなりずっしりくる。ノートPCに比べればさほど重くもないが、タブレットとして考えると907gはかなり重量級だ。