驚きや発見を与えてくれるモノに出会うと、どんなクリエイター達が、いかなる環境でそれを生み出しているのか気になるもの。今回は、いつも新しい発想でエッジの効いたサービスを生み出す面白法人カヤックの"ヨコハマ展望台"オフィスにお邪魔し、クリエイターのみなさんが日頃使っている道具を見せて頂いた。
"ヨコハマ展望台"オフィスは、横浜駅のすぐ近くという好立地の、クリエイティブ職のためのオフィス。真新しい高層ビルの最上階にあり、"展望台"というだけあって、オフィスからは横浜市街地のみならず、港までを一望できる。小部屋もパーティションもなく、三方が窓という開放的な空間だ。しかし、新しいビルの中にあるオフィスとは、何やら異なる雰囲気が漂っている。
スマートってこうだよね、というお手本を体現
エンジニアの長田洸明さんは、スマートフォン関連のプログラムを開発中だ。デスクにはスタンドに立てかけられたMacBook Airと、2画面用のディスプレイ、そしてキーボードが整然と並ぶ。
Happy Hacking Keyboard(HHK)を使っている人はこれまでにも見たことがあるが、無刻印モデルを愛用している人は珍しい。その理由を、「キーの配置をかなり変えているので」と語る長田さん。刻印があると逆に混乱してしまうので、それを避けるための選択だそうだ。
ディスプレイの左側には、エレコム製のブックスタンド。分厚い技術書は開いておくのが難しいので、立ててホールドするためにこれを導入したそうだ。一つひとつのモノに理由があり、目的を忠実に果たすものだけがデスクに置かれている。無駄のないスマートなお仕事ぶり、恐れ入りました!