近年のゲーム業界では、高画質のグラフィックを追い求める熾烈な競争が行われている。しかし、80年代からゲームに心酔している世代のなかには、あの懐かしいドット画の風合いが今でもたまらなく好きだ、という方も多いだろう。

そんなファミコン世代のツボを刺激する、iPhone/iPad向けのカメラアプリ「ファミ魂カメラ」が登場した。これは、撮った写真を懐かしのドット絵に加工してくれるというものだ。

アプリのトップ画面。これは……まるでマ●オじゃないか!

懐かしの土管が並ぶ選択画面

「スタート」をタップすると、写真を撮影するシチュエーションを選択する画面に遷移。「のみかい」、「しょくじ」、「おでかけ」、「そのほか」の4つから選べる。

フレームは、撮影のシチュエーションに合わせて10種類の中から選べる。さっそく「のみかい」モードで撮影してみる。

ド●クエ風

三●志風

フレームに合わせて撮影をしたら、写真を加工する画面に遷移。加工方法は、「画像加工無し」、「白黒」、「ファミ魂」、「超ファミ魂加工」から選択する。

写真加工画面

画像加工無し

白黒

ファミ魂加工(カラー)

ファミ魂加工(白黒)

超ファミ魂加工(カラー)

超ファミ魂加工(白黒)

このアプリで撮影・加工した写真は、FacebookやTwitter、LINEに投稿することができる。同世代の友人に送ればきっと驚くことだろう。

各種SNSへの投稿画面。ドット文字もたまらない!

他のシチュエーションも見てみよう。これが「しょくじ」モード。

三●志風

ド●クエ風

続いて「おでかけ」モード。旅先やカフェなどで使いたくなるようなメッセージが用意されている。また、あの当時のゲームを彷彿とさせるテーマがそろった「そのほか」のフレームもおすすめだ。

「おでかけ」モードの旅先に来た時用の文言(左)、ド●クエの台詞風(右)

「そのほか」のフレーム。マ●オブラザーズ 1-1風(左)、格ゲー風(右)

画像加工用のカメラアプリはもはやiPhone/iPad向けアプリの定番ジャンルだが、懐かしいテイストのドット絵加工にはグッときてしまう。また、撮るシチュエーションに合わせた多彩なフレームはなかなか使いやすい。行楽の記念撮影がてら、「ファミ魂カメラ」を使ってファミコン世代の友人を驚かせてみては?