どうやら何かをひらめいたようだ。

「やっほー! 俺って天才だ!」(心の声)

「ひょーい!」と発していた

テンションが上がったのか、滑り台で遊びはじめた担当O。ちなみにここはごく普通の住宅地だし、背景は合成ではなく本物の公園だ。すでに住人と思しき男女が何人か通りすぎては、ちらちらとこちらを見てくる。色んな意味でまずい状況だ。

そうこうしているうちに、男が何やら独り言をつぶやきはじめた。

「この姿をLINEスタンプにしちゃえばいいじゃん!」と。

悩める不審者

どうやら担当Oがたくらんだのは、この悩める様子をスタンプ化し、意中の相手に送って気を引こうということだったようだ。

以下、後日、送られてきたスクショである。結果はいわずもがなだ。

そりゃ相手もびびる

画像で告る

そして、スタンプの下に使った画像は以下である。

例の画像

これが、担当Oのとった行動のすべてであった。

編集を担当した記事を見て、自分でつくってみたらしい。

その記事とは……。

脈あり脈なしもわかる? iPhoneを使ってデートに誘うちょこざいな方法を考案した」である。

……さらに後日、私、山田井のもとに男から一通のメールが届いた。

このメールは……

なるほど、そういうことだったのか。すべてはあの記事につながっていたというわけだ。

その記事とは……。

LINEで既読にならない条件とは? 相手にブロックされているか調べる確実な方法 - 本気で悩める人がいたので全力で調べた」である。

注意は引けたが、気は引けずじまい。

Oさん、LINEでオリジナルスタンプを作るのもほどほどにね!