SW2:JGS524Eの設定

SW2:JGS524Eの設定はSW1とほとんど同じ内容で、SW2に行う設定は以下の2点だ。

  • PC1が接続されるポートへVLANの割り当て : ポート1にVLAN2を割り当てる
  • GSM7352S v2およびSW2との接続ポートをトランクポートにする : ポート23とポート24をIEEE802.1Qトランクポートにする

管理ツールでSW2にログインしてVLANタブの[802.1Q]をクリックし、[Basic 802.1Q VLAN]を[enable]とする。

PC1が接続されるポート1に[2]を指定し、SW2との接続ポートであるポート24に[all]、GSM7352S v2との接続ポートであるポート23に[all]を指定して[Apply]をクリックすれば、設定は完了だ。

図8 : SW2の設定

接続の確認

設定完了後、以下のようにPC1とPC2間で通信ができることをPingで確認した。

PC2からPC1へping

C:\Users\Gene>ping 192.168.2.1

192.168.2.1 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
192.168.2.1 からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=63
192.168.2.1 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=63
192.168.2.1 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=63
192.168.2.1 からの応答: バイト数 =32 時間 <1ms TTL=63

192.168.2.1 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 0ms、最大 = 1ms、平均 = 0ms

*  *  *

ここまで見てきたようにProSafe Plusスイッチは非常に手軽に既存のネットワークに追加できる。設定に要した時間自体は、それぞれ数分程度だ。今回はVLANの設定のみだが、QoSやポートミラーリングの設定もとても簡単に行うことができる。

基本は管理ツールのみの管理だが、既存のネットワークにVLANやQoSを実装してみようと考えているネットワーク管理者の方は、ProSafe Plusスイッチを検討してみてはいかがだろうか。