ニッポン放送が誇るアニオタ、吉田尚記アナウンサー

ニッポン放送は29日、東京・港区「品川プリンスホテル」内アネックスクラブeXにて、ドコモ「アニメストア」のスタートに合わせたキックオフイベント『ニッポン放送 吉田尚記のアニメパーティ2012』を開催した。

このドコモ「アニメストア」は、誰もが知っている定番アニメからマニアックなアニメまで、約500作品・約8,000話のアニメが、月額420円(税込)で見放題となるドコモのスマートフォン向けサービスで、7月3日(火)開始(一部作品は個別課金となる予定)。気になる作品は『ルパン三世1st series』『新世紀エヴァンゲリオン』『涼宮ハルヒの憂鬱』『魔法少女まどか☆マギカ』『機動戦艦ナデシコ』『機動戦士ガンダムSEED』『らき☆すた』『デュラララ!!』など、超豪華ラインナップとなっている。

今回のイベントには、アニメ界を担う声優、日高里菜、野水伊織、米澤円、小野友樹、小岩井ことり、後藤麻衣、上坂すみれ、大坪由佳、市来光弘、五十嵐裕美、島崎信長、富樫美鈴の12名が一堂に集結。トークショーや朗読劇などが行われた。また、当日はファンが招かれたほか、ニコニコ生放送によるインターネット生中継も行われ、大いに盛り上がるイベントとなった。

会場にある横断幕には、イベント出演者全員のサイン入り

リハーサル後に行われた囲み取材では、まず野水が「今回は360度にお客さんがいる円形ステージでイベントが行われるということで、すごくワクワクしています」とやや特殊な配置となる今回のステージセットを説明。小野は「私の魅力を余すことなくお伝えできたらと思っています(笑)」、島崎は「前例がないイベントなのでやったもん勝ちで楽しみたいです」と余裕を見せつつ、声優デビューしたての小岩井は「すごくドキドキしています。先輩たちと一緒に楽しい思い出ができたらと思っています」と少々照れくさそうに話していた。

また、司会・進行を務めるニッポン放送の自称アニオタ、吉田アナウンサーは「今回はアニオタの人たちにも本気が伝わるようなイベントを企画しました。ごった混ぜ感がありますね。大人がでっかい後ろ盾の元に悪ふざけをしたいと思います」と本イベントにかける意気込みとともに、今回の「アニメストア」のラインナップに『機動警察パトレイバー』が含まれていることを挙げて「個人的にオススメですよ(笑)」と話し、報道陣の笑いを誘っていた。

イベントに集結した12名の若手声優陣+吉田アナ

そして、始まったイベントでは「西洋貴族チーム」と「江戸っ子チーム」に分かれての対抗戦が繰り広げられた。最初の「オレの考えたセリフがこんなに○○なわけがない」コーナーは、リスナーからアンケートで募集したセリフを読み上げるというもの。「西洋貴族チーム」の富樫に与えられたのは「王宮の姫の元へ別の国の王子が衛兵に変装してやってきた時の会話」という妄想爆発シチュエーション。富樫は「今日は帰したくない……あなたのそばにずっといたいの……」というセリフを吐息混じりにささやき会場を魅了。また、「江戸っ子チーム」の日高には「17歳のお団子屋の娘と染め粉職人のせがれ」というこれまた特殊なシチュエーションでのセリフ。日高は「……あたい、あんたのこと好きかも……なんちゃって。嘘だよ、べらんめぇ!!」とキュートボイスを炸裂させ、会場を萌え悶えさせてしまった。

また、朗読劇コーナーでは「ロミオとジュリエット」をコメディタッチにアレンジしたシナリオで対戦。ファンも参加し、ぶっつけ本番でセリフを読ませるなど、こちらも大盛況のコーナーに。「西洋貴族チーム」の大坪がTVアニメ『這いよれニャル子さん』のオープニングで有名な「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー」を披露すれば、「江戸っ子チーム」の上坂は「ロシアノカイコクシテクダサーイ。ボクトケイヤクシテクダサーイ」と謎のロシア人インキュベーターで会場の大爆笑を誘う。

上坂すみれ

日高里菜

野水伊織

後藤麻衣

米澤円

大坪由佳

富樫美鈴

五十嵐裕美

小岩井ことり

小野友樹

島崎信長

市来光弘

そのほか、アニメストアで配信される作品を1分間でアピールするプレゼン対決で、後藤が『鋼の錬金術師 フルメタルアルケミスト』のアピールでメイ・チャンを、米澤が『けいおん!』の平沢憂を演じて作品をアピール。五十嵐と上坂の『新世紀エヴァンゲリオン』では、初号機と使徒になりきってバトルシーンを再現するという離れ業の寸劇を見せ、会場の熱気は最高潮に。来場者からは惜しみない拍手、ニコニコユーザーからは惜しみない弾幕が送られた。

大坪が「楽しかったですか~? バウムクーヘンは好きですか~?」の問いには来場者が「うぉーっ!」という叫びを上げるなど、まだまだ興奮冷めやらぬ様子だったが、イベントもいよいよフィナーレに。あっという間の2時間を米澤が「1つのジャンルに、これだけみんなと一緒に盛り上がれるってアニメって本当に素晴らしいなと思います」と振り返り、イベントは大団円となった。

ラストには全員で記念撮影

また、このイベントの模様はニコニコ生放送(プレミアム会員)で視聴できるほか、ニッポン放送で7月1日(日)の20~21時に放送されるので、興味がある方はぜひチェックしていただきたい。

500ものアニメ作品をいつでもどこでも視聴可能な「アニメストア」

(C)創通・サンライズ
(C)かきふらい・芳文社/桜高軽音部
(C)GAINAX・カラー/Project Eva.
(C)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団
(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会
(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT INDEX
(C)「時をかける少女」製作委員会2006
(C)荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS
(C)2010 Kenji Inoue/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./バカとテストと召喚獣製作委員会
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS