【レビュー】
Adobe Creative Suite 6の登場とともに日本でも本格的なサービス開始となった「Adobe Creative Cloud」。アドビ システムズによれば、5月11日にAdobe Creative Suite 6が登場してから、ユーザーにも好意的に受け止められ利用者の数も増えてきているという。とはいえ新しいサービスだからこそ、しっかりとその内容を理解して使いたい、という読者も多いことだろう。そこで、「Adobe Creative Cloud」のサービス内容について解説しよう。
まずは「Adobe Creative Cloud」とはどういうサービスなのか。ここから始めよう。「Adobe Creative Cloud」の有料メンバーシップは以下のサービスが受けられる。
(1) アプリケーションのダウンロードとインストール
「Adobe Creative Cloud」の加入を考える第一の目的がコレ。個人版年間プランでは、月額5,000円(学生・教職員は4,000円)で以下のアプリケーションをダウンロードおよびインストールできる(詳細は本稿4ページを参照のこと)。
Photoshop Extended、Illustrator、InDesign、Muse、Acrobat Pro for Creative Suite、Flash Professional、Flash Builder、Dreamweaver、Edge Preview、Fireworks、Premire Pro、After Effects、Audition、SppedGrade、Prelude、Encore、Bridge、Media Encoder
なお現在、Adobe Creative Cloudは発売記念版としてCS3以降の登録ユーザーであれば年間プランが月額3,000円で申し込めるので、初年度の価格はグッとお得になる(発売記念版は2012年8月31日まで。ちなみにSuite製品およびパッケージ版単体製品のアップグレード版をCS3/CS4ユーザーが購入できるのは2012年12月31日まで)。
(2) クラウド環境でのストレージ使用およびファイルの同期
これはAdobe Creative Cloudの有料メンバーに対して20GBのストレージを提供するサービス。Adobe Touch Appsと作業場のコンピュータ、あるいは2台のコンピュータ間でファイルを共有・同期できる。
(3) Webサイトや電子書籍の配信
アドビのWebホスティングサービス「Adobe Business Catalyst」を使用し、ビジネス向けWebサイトを展開できる。またAdobe Creative Cloudで近日公開予定のAdobe Digital Publishing Suite Single Editionを使用すれば、ポートフォリオやパンフレットなどをタブレット端末向けに配信することも可能。また、Typekitを使えば、欧文フォントのみながらWebフォントも利用できる。
(4) 常に最新技術、最新版を入手可能
1年~1年半で必ずバージョンアップが行われるAdobe Creative Suite。Adobe Creative Cloudの有料メンバーは、月額料金のみで最新のアプリケーションを利用できる。もちろん、新アプリケーションが必要ない場合はアップグレードをインストールするタイミングをユーザー自身が決定することもできる。ただし、次期バージョンがリリースされた場合、現行バージョンが使用できるのは最長1年間まで。ここはパッケージ版のリリースと異なるところだ。
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