mmbiが運営するスマートフォン向けの放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」の対応端末機種が大幅に拡充した。5月16日にNTTドコモ2012夏モデル新商品・新サービス発表会が開催され、同会場で、NOTTVに対応する端末が新たに5機種発表された。

NOTTVは4月1日よりサービスを開始した月額サービス利用料420円(税込)の地上波放送サービスで、SNSとの連動など「放送と通信の連携」が図られている。提供開始時点での対応端末機種はスマートフォン「AQUOS PHONE SH-06D」、タブレット「MEDIAS TAB N-06D」の2機種となっていた。

今回ドコモから夏モデルとして発表された端末は17機種で、そのうちの「MEDIAS X N-07D」「REGZA Phone T-02D」「AQUOS PHONE sv SH-10D」「Optimus Vu: L-06D」「ドコモタブレット ELUGA Live P-08D」がNOTTV対応機種となった。

発表会で登壇したNTTドコモの山田隆持社長はNOTTVについて、「今後、番組内容をますます充実させていきたい」と述べ、対応端末機種の拡充に加え、番組をさらに充実していく考えを示した。また質疑応答の際には「2012年末の冬モデル以降に発表する機種では、NOTTVを標準装備にしていきたい」とコメントしている。

発表会で登壇し新機種について説明する山田社長

新たに追加されたNOTTV対応端末機種をチェック!!

「MEDIAS X N-07D」は、7.9mmのスリムなボディが特徴のLTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応端末機種で、約4.3インチHDディスプレイを搭載。1.5GHzデュアルコアCPUを搭載し、機能面では防水、ワンセグ、おサイフ、赤外線といった日本仕様の機能を網羅している。OSはAndroid 4.0を採用。6~7月の発売予定。

サイズは約130×67×7.9mm、質量は約123g

カラーバリエーションはWhite、Pink、Brown

810万画素のアウトカメラ、130万画素のインカメラを搭載。バッテリー容量は1,800mAhで、はじめの30分で50%まで充電できる急速充電にも対応している

タップや拡大/縮小などの操作と連動して振動する「フィーリングタッチ」機能を搭載する

デュアルコアCPU搭載なのでNOTTVの起動もスムーズに行える

「REGZA Phone T-02D」は、約4.3インチQHD有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン。OSにAndroid 4.0を採用し、1.5GHzデュアルコアCPUを搭載する。モバイルレグザエンジン&レグザリンクを搭載することで、映像コンテンツをどこでも自由に楽しむことができる。ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などの機能も完備している。7~8月の発売予定。

サイズは約130×64×9.9mmで、質量は約135g

カラーバリエーションはPink、Black、Blue

1,310万画素のアウトカメラでは静止画も動画も一眼レフカメラ並みに美しく撮れる。インカメラは130万画素

美しい側面のシルエット

バッテリー容量は1,800mAhと大容量なので、NOTTVも長時間視聴できる

「AQUOS PHONE sv SH-10D」は約4.5インチHDディスプレイを搭載したスマートフォン。1.5GHzデュアルコアCPUを搭載し、防水、ワンセグ、おサイフ、赤外線機能にも対応。高画質エンジン「SV エンジン3」と迫力の音質を体験できる「Dolby Mobile v3」により、NOTTVなどの動画コンテンツを心ゆくまで楽しむことができる。バッテリー容量は1,900mAh。OSはAndroid 4.0を採用。8月頃の発売を予定している。

サイズは約126×64×9.9mm、質量は約138g

カラーバリエーションはORANGE、WHITE、BLACKで展開

メインカメラには1,210万画素のCMOSカメラを搭載する

アンテナ内蔵型の卓上充電ホルダ「Viewer Dock」を同梱する