最新のビジネスツールやデジタルガジェットは、日々の仕事を効率化し、生産性を向上させてくれる便利な存在。それらのアイテムを日々の仕事に生かし、第一線で活躍中の2名のビジネスリーダーに、ビジネススピードを加速するモノ選びの秘訣を伺った。

まずお話を伺ったのが、『HACKS!』シリーズなどの著書で知られる小山龍介さん。自身も日頃から最新のガジェットを徹底的に駆使し、仕事の効率化を図っている。

小山龍介さん

「僕は新しいガジェットを購入する際、費用対効果を強く意識します。多少値が張っても、生産性の向上がのぞめるモノであれば、出費は惜しみません」

たとえばパソコンは、日々の仕事の核となるアイテム。動作が遅い旧式を使い続けていては、仕事のパフォーマンスは落ちる。小山さんは常に快適な作業環境を維持するために、年に一度のペースで最新のモデルに買い換えている。スマートフォンも然りで、iPhoneも、常に最高のパフォーマンスを得るために、新機種が出る度に即座に購入する。

「パソコンやスマートフォンは、現代のビジネスマンにとって欠かせないアイテムですよね。決して安いモノではありませんが、毎日使うと考えれば、1日あたりのコストは安くつく。“価格÷使用頻度”で費用対効果を想定するようにしています」

また、カメラを自己表現ツールのひとつとして捉え、Facebookなどにアップする写真のクオリティにこだわっている。現在の愛機はパナソニックのコンパクト一眼「LUMIX DMC-GF3」。これにライカのレンズを装着して持ち歩き、日常のふとした瞬間を切り取っている。

「カメラもレンズもそれなりに高価ですが、発信する情報のクオリティが問われる時代。アウトプットの質を高める投資と考えれば効果は高いですね」

小山さん愛用アイテム:左からApple MacBook Air 11inch 84,800円~(実勢価格)、Apple iPhone 4S 64GB contract-free 100,000円(日本国内での市場価格)、Panasonic LUMIX DMC-GF3 ボディのみ41,200円(実勢価格)、富士通 ScanSnap S1500 49,800円(実勢価格)