2月26日(土)、任天堂のニューハード「ニンテンドー3DS」(アクアブルー・コスモブラック)がついに発売となった。裸眼で3D映像が楽しめるというのが最大の特徴となっており、ゲームはもちろん、内蔵カメラで撮影した写真も立体視で見ることができるなど、これまでのゲーム機とは一線を画す体験が(裸眼で)可能となっている。

「ニンテンドー3DS」(価格25,000円)。画像はアクアブルー

「ニンテンドー3DS」の前評判は毎回、初回出荷が少なめという印象を受ける任天堂のニューハードということもあり、ネット通販では予約開始日、数時間を待たずして受注が打ち切られ、その人気ぶりも過熱気味であった。

ということで、発売日を迎えた秋葉原の各ショップではどのような販売状況になっていたかを調べてきたのでお伝えしたい。

取材は13時前に行ったものだが、秋葉原の各ショップは入荷分のほとんどが予約販売分で終了していたようで、店頭販売を行っている店は少なかったようだ。その中でヨドバシカメラ マルチメディアAkibaは、2,000台の入荷数を確保し店頭販売を行った数少ないショップのうちのひとつだったが、早朝8時30分ごろから販売を行ったこともあり、取材時にはすでに完売となっていた。

「ニンテンドー3DS」がついに発売開始となった。嵐のメンバーが出演しているTVCMの効果もあり、一般人にも認知度はバツグン!?

ならばと、ゲームショップが数多く集まっている中央通りに場所を移してみたところ、ソフマップ アミューズメント館では店頭販売分の在庫があり、店の前には絶えず行列ができているという光景に出くわすことができた。こちらも8時30分から予約分の販売を開始したが、たまたま店の前を通りかかった歩行者も「まだ売ってるんだ!?」と驚きの表情。即座に列にならんで衝動買い、といった人も数多くいたようだ。しかし、店員によると、この在庫も夕方を迎える前にはなくなるということだった。

ソフマップ アミューズメント館では絶えず行列ができていた

店内の通路もこのように購入者でギッシリ

店内外に設置された試遊機設置コーナーも順番待ちができるなどの人気ぶりを見せていた

今回は発売日が給料日直後の土曜日ということもあり、各ショップも普段よりも混雑していたが、「ニンテンドー3DS」販売によるトラブルも特になく、ある意味いつもの秋葉原という印象を受けた。

なお、「ニンテンドー3DS」の二次出荷分がいつになるかは未定とのことなので、今回購入できなかった人は、ネットでのチェックや近くのゲーム取り扱い店などへこまめに通い、確認してみるといいだろう。

対応ソフトも同時発売

「ニンテンドー3DS」に対応する新作ゲームソフトも10作が同時発売されている。また、これまでのニンテンドーDSソフトにも対応しているので、遊ぶのには困らないだろう。だが、ここは本体の性能を発揮させるためにも立体視が楽しめる対応ソフトをオススメしたい。

『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』(価格4,800円)

『戦国無双 Chronicle』(価格6,090円)

『レイトン教授と奇跡の仮面』(価格5,980円)

『ウイニングイレブン 3DSoccer』(価格5,800円)

『リッジレーサー 3D』(価格6,090円)

『とびだす!パズルボブル』(価格4,980円)

『コンバット オブ ジャイアント ダイナソー3D』(価格5,040円)

『nintendogs+cats トイ・プードル & Newフレンズ』(価格4,800円)

『nintendogs+cats フレンチ・ブル & Newフレンズ』(価格4,800円)

『nintendogs+cats 柴 & Newフレンズ』(価格4,800円)