アルバム全体のアピールポイント

浅倉「『何度も言えるよ』は、すごく明るい等身大の雪歩という感じで、『スウィートドーナツ』も明るくてかわいい感じなんですけど、カバー曲の『恋』や、もう一曲『LOST』という曲を歌わせていただいているのですが、それは失恋と言いますか、ちょっと切ない歌なので、どちらの面の雪歩もすごく表れていて、アイドルとしてなんですけど、等身大の雪歩がここには隠れていると思います。ドラマパートも3人で収録をさせていただいたのですが、いつもの頼りなくて、うーってなっている雪歩ではなく、真美ちゃんややよいちゃんよりも年上だからしっかりしなくちゃ、まとめなきゃってがんばるんだけれど、結局2人に言いくるめられるみたいな感じで、2人がワーワーと自由にしていて、うーうーごめんなさい、やっぱり私ダメな子です、みたいになっているところも入っていたりしますが、お姉さんとしてしっかりしている部分もあったりして、本当に雪歩としてもすごく成長している1枚になっています。曲の流れや、ドラマの流れで、このCDが終わるころには、一歩大きくなった雪歩が見られるのではないかと思いますので、すごくそこに注目してもらえたらいいなと思います。私も雪歩としてCDをソロで出すのは初めてのことなので、私自身も一歩を踏み出す1枚目であり、すごく思い入れのあるものになっております。ぜひぜひたくさんの人に聴いていただいて、愛していただきたいと思います」

下田「『MASTER ARTIST』自体はかなりの前のCDになると思うのですが、『アイドルマスター』のたくさんのCDの中でも『MASTER ARTIST』が好きという方が非常に多いシリーズの"2"ということなので、今回はその『MASTER ARTIST』を上回るぞ! っていう勢いでレコーディングに挑ませていただいております。自分で言うのもなんですが、どの曲も本当に完成度が上がっちゃったなって思っておりまして、すごく自信をもってお届けできる1枚になっております。12月29日発売ということで、ご自分のために、1年をがんばったご褒美として聴いていただきたいと思いますし、何と言っても、真美初のソロアルバムということなので、非常におめでたいことだと思っております。そういう意味でも、彼女たちへのご祝儀的な意味で1枚買っていただけるとうれしいなと、真美が言っておりました(笑)」

仁後「今回は表紙のイラストを私はすごく気に入っていて、カエルが本当にいい感じで、次のアルバムではチャックをしめてほしいのですが(笑)、それぐらいすごく気に入っています。私、カエルってあまり好きじゃなくて、触ったりはできないんですけど、やよいがポシェットで持つようになり、それをいただいたりしてからは、けっこうカエルが気になるようになりまして、ヌイグルミとかそういうのだとかわいいなって思ったりするので、すごく表紙がお気に入りです。あと、作詞家さんやディレクションしてくださった方々と、『キラメキラリ』を超えようといって作った『スマイル体操』をぜひ聴いていただきたいですね。どうしても高槻やよい=『キラメキラリ』というイメージがあって、それはすごくうれしいなと思っているのですが、ほかにもたくさん素敵な歌を歌わせてもらっていますし、『スマイル体操』も、『キラメキラリ』や『ゲンキトリッパー』と同じくらいすごくお気に入りの曲になっていて、みんなで楽しく元気になれる歌だと思いますので、こちらもいっぱい聴いてもらえたらいいなと思います。ドラマパートでは、この3人での掛け合いはこれまでにあまりなかったので、今回どんな話になるのかすごく楽しみだったし、あと、亜美、真美って呼んでいたのが、今回は先に真美なのがすごく新鮮で、不思議な感じがしました。雪歩も、やよいからみたらお姉さんだからと思って喋るんだけど、意外にがんばっていながら、やっぱり何かよたよたしている感じがすごい楽しくて、また3人でドラマをやりたいなって思いました。3枚全部、お話がちがうので、それぞれいっぱい聴いていただけたらいいなと思います」

ファンへのメッセージ

浅倉「本当にいろいろな展開をしている作品だといつも思いながらやっているのですが、そのひとつひとつ、たとえばこの今回のCDであったり、ライブであったりで、プロデューサーさん、ファンの皆さんとすごす機会、ファンの皆さんの反応を知れる機会の多い作品だと思います。本当にいつも皆さんに支えられて、本当に支えられて、力をもらって、作品を作っているなって感じがしています。これからもすごくたくさん、いろいろなことがあると思うのですが、一緒に応援して、楽しんでいただけたらいいなと思います。本当にいつもありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。そしてまずは、この29日発売のCDをちょっと遅めのクリスマスプレゼント、お年玉、自分へのご褒美として、あと雪歩が24日にお誕生日を迎えるので、雪歩へのお誕生日プレゼントとしても買っていただけたらいいなと思います。ぜひぜひ楽しんで、一緒にアイドルマスターを作っていっていただけたらと思います。いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」

下田「『アイドルマスター』の最初のオーディションを受けたときは、ゲームセンターの端っこにある、怪しい麻雀ゲームの隣に並ぶようなゲームです、という風にお伺いしておりました。まったくそんなことはありませんでした。それが何年も経ちまして、家庭用のゲーム機に移植され、このような大きなライブを開かせていただき、そして年に何枚もCDをリリースさせていただけるという、非常に大きなコンテンツになったことをとてもうれしく思っております。最初から応援してくださっていたファンの方はもちろん、途中から『アイドルマスター』のことを知って応援してくださった方もたくさんいらっしゃると思います。そして、今回の『アイドルマスター2』という入り口をきっかけに、『アイドルマスター』を知ってくださった方、これからファンになってくださる方も、たくさんいらっしゃるのではないかなと思っております。これからも『アイドルマスター』という作品を通して、いろいろな方と出会って、思い出を作っていけるのかなと思うと、何だか楽しみが増える気持ちでいっぱいです。ぜひこれからも私たちと一緒に『アイドルマスター』の歴史を築いていってくださったら非常にうれしいなと思っております。これからも良かったら、お力を貸してください。まずは『MASTER ARTIST2』、雪歩の誕生日ということなので、雪歩と仲のいい真美のこのCDもぜひよろしくお願いします(笑)」

仁後「『アイドルマスター』は台詞も歌も、収録にすごく時間がかかった作品で、世に出るまでにすごく愛着がわいていた作品だったので、こんなに長く続けさせていただけるのを本当にありがたいですし、何かやよいがわが子のように思えてしょうがないぐらいかわいいなと思っています。一つ年を重ねても、半年後なんですけど、それでも本当に変わらないやよいのことを温かく見守ってください。ほかのキャラクターはみんなちょっと大人っぽくなって雰囲気が変わり、イメージチェンジしている中、変わらない子もいいなって思ってあげてください。そんなところがやよいの良いところなので(笑)。そして、このCDも買ってください。たぶん1枚だと汚れちゃったりしたときに困ると思うので(笑)、私は、お気に入りだった靴が壊れてしまい、もう一足ほしかったのに、そのころには売り切れてしまっていてすごく悲しい思いをしたので、CDもぜひ、何かあったときのために1枚ずつ多めに」

浅倉「あとは保存用とかも(笑)」

仁後「そうそう、ぜひ買っていただきたいなって(笑)。あと、ドラマの中身も全部違っているので、そこも聴いてほしいなと思います。ゲームも出ますし、そのほかにもいろいろと出ますので、楽しみに待っていてください。一生懸命にがんばりますので、これからもどうそよろしくお願いします」

(次ページへ続く)