「ePrint」は、特にA3対応機用にカスタマイズされたメニューはない。プリンタにメールアドレスを割り当て、そこにデータをメール送信すると自動印刷されるわけだが、A4サイズ以上のデータはA4サイズに自動縮小される。また、画像データを添付した場合には自動的にL判と判定され、トレイにL判用紙が挿入されていない場合には用紙サイズエラーとなった。

スマートフォンをビジネス活用しているならば、外出先でメール処理をしつつ必要なPDFやWordファイルをあらかじめ送っておけば、帰社してすぐに確認や処理が行えるだろう。また、専用アプリケーションを利用してコンテンツを印刷する機能「アプリdeプリント」を利用すれば、FAX送信状や方眼紙など、ちょっとしたものを手軽にプリントすることができる。

メールの添付ファイルや本文の印刷ができる「ePrint」には、アプリ印刷ができる「アプリdeプリント」機能もある。FAX送信表印刷など、ビジネスでも利用できる

ときどきA3が必要になる小規模オフィスにお勧め

大きさ等から考えて家庭での利用にはあまり向いていないモデルだが、小規模なオフィスでは利用しやすそうだ。ADFが搭載されているから、大量の書類をスキャンしたりFAXするのも苦にならない。少々動作音は大きいが、これもオフィスならばそれほど問題にはならないだろう。

クリエイティブ系や設計図を必要とする仕事など、時折A3サイズでの印刷が必要になる、時折A3のコピーを取りたいことがある、というオフィスでは普段は少し小さく収まってくれて、使う時にだけ大きくなるというこのモデルが便利そうだ。

■試用機の仕様
製品名 HP Officejet 7500A
印刷方式 オンデマンド型サーマル・インクジェット
インクシステム 4色独立インクシステム
インク種類・ノズル数 K:顔料系720ノズル、CMY:染料系各色672ノズル
用紙サイズ A3+、A3、B4、A4、A5、A6、B5、レター、リーガル、エグゼクティブ、封筒、ハガキ、往復ハガキ、L判、2L判、10×15cmなど
プリント解像度 最高4,800×1,200dpi
プリント速度 モノクロ:最高33ppm、カラー:最高32ppm
自動両面印刷 なし
給排紙トレイ 給紙:普通紙最高150枚、排紙:最高100枚
スキャン解像度 光学解像度:4,800×4,800dpi(CIS)
インタフェース USB 2.0、IEEE802.11b/g/n、10BASE-T/100BASE-TX
メモリカードスロット メモリースティック Duo(PRO Duo対応、マイクロにはDuo用アダプタが必要)、SDメモリーカード(SDHC対応、miniSD/microSDにはアダプタが必要)、MMC、xDピクチャーカード
サイズ/重量 W606×D426×H293mm/14kg
対応OS Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5.8以降/10.6
付属品 インクカートリッジ、ドライバ、スタートガイド、セットアップポスターなど
HP Directplus価格 29,820円