【レポート】

ビデオカメラをブラウザで使うHTML5 Device

    後藤大地  [2010/09/24]

    A vocabulary and associated APIs for HTML and XHTML

    Ajaxian - Video Conferencing with the HTML5 Device Elementにおいて、HTML5の策定とともに策定が進められているdevice要素が紹介されている。device要素が仕様として確定し、主要ブラウザがこの機能に対応した場合、専用のアプリケーションのインストールやプラグインのインストールなどをすることなく、USB接続のビデオカメラやWebカメラを経由したビデオ会議が実施できるようになる可能性がある。

    策定中のdevice要素の仕様はHTML Deviceでチェックできる。device要素がどういった使われ方を想定しているかは、HTML Deviceに掲載されている次のサンプルを見るとわかりやすい。

    <p>To start chatting, select a video camera: <device type=media onchange="update(this.data)"></p>
    <video autoplay></video>
    <script>
     function update(stream) {
       document.getElementsByTagName('video')[0].src = stream.url;
     }
    </script>
    

    <device type=media onchange="update(this.data)">の部分でデバイスへのアクセスを提供している。利用するデバイスが選択されると、その下に定義されているJavaScriptのupdate()が動作して、video要素のソースとしてそのデバイスのURLが入る仕組みになっている。結果として、デバイスが選択されると<video autoplay></video>の部分にデバイスから得られた動画が表示されることになる。

    type属性に指定するキーワードとしては次のものがあげられている。

    • media - Webカメラなど。動画やオーディオのストリームデータを指定。
    • fs - USB経由で接続されたメディアプレーヤなどのファイルシステムを指定。
    • rs232 - シリアルポート経由で接続されたデバイスを指定。
    • usb - スキャナ、音楽プレーヤなどのUSBデバイスを指定。

    HTML Deviceは策定段階にあり、今後も変更があるとみられる。特にtype属性に指定するキーワードは変わる可能性がある。

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