検索エンジンにおけるGoogleのシェアはきわめて高い。Net Applicationsの報告によれば2010年6月におけるGoogleの世界シェアは85%ほど。それにYahoo、Bing、Baibuが続いている。ただし、地域ごとに差がみられるところがある。たとえばSearch Engine Feng Shui » Google Search World Dominationにおいて、Googleのシェアを国ごとにまとめた世界地図が公開されており興味深い。
検索エンジン | Net Applications 2010年6月検索エンジンマーケットシェア |
---|---|
Google - Global | 84.96% |
Yahoo - Global | 6.24% |
Bing | 3.39% |
Baidu | 3.06% |
Google Search World Domination - Search Engine Feng Shuiより抜粋 |
Google Search World Domination - Search Engine Feng Shuiより抜粋 |
Google Search World Domination - Search Engine Feng Shuiより抜粋 |
Google Search World Domination - Search Engine Feng Shuiより抜粋 |
欧州におけるGoogleの市場シェアがきわめて高いものになっていることがわかる。ただし日本をはじめ、韓国、中国、ロシアなどはGoogleのシェアが低い。Google Search World Dominationに掲載されているマップによれば日本におけるGoogle Japanのシェアは39%だ。残りのほとんどはYahoo! Japanということになる。
ただし、このデータは古い。マップの右下に掲載されている情報源一覧をみると、参考にしている情報源が2008年から2010年までばらばらで、情報源も別のものになっている。つまり、現状を反映したマップというわけではないようだ。日本のデータはComScoreが情報源になっており、データは2008年9月をベースにしていることがわかる。
Net Applicationsが発表した2010年6月検索エンジンマーケットシェアによると、Google JapanとYahoo! Japanのシェアは次のようになっている。Net Applicationsの2008年9月の検索エンジンマーケットシェアを見るとGoogle Japanのシェアは2.31%、Yahoo! Japanのシェアは1.43%となっている。
検索エンジン | Net Applications 2010年6月検索エンジンマーケットシェア |
---|---|
Google Japan | 1.86% |
Yahoo! Web Sites Japan | 1.67% |
集計対象や集計方法、推測方法に違いがあるため同じ値にはならないが、日本は他の国や地域と比べてGoogleのシェアが低く、GoogleとYahoo!のどちらのシェアの方が高いのかはわからないが、ほかの国や地域と比べてYahoo!のシェアが高いということはどちらのデータも一致している。