【レポート】
9月1日、米国サンフランシスコのMoscone Centerにおいて「VMworld 2009」が開幕した。ここでは、同日午前8時から行われた基調講演の模様をお伝えしよう。
VMworld 2009は、今年1月に米VMwareのCOO(Chief Operating Officer)に就任したTod Nielsen氏の挨拶によりスタートした。Microsoft、BEA Systems、Oracle、Borlandと、エンタープライズ分野のさまざまなソフトウェアベンダーで要職を担ってきたNielsen氏はまず、そのキャリアを踏まえたうえでVMwareについて「素晴らしい企業」と印象を語り、現在の仕事を楽しんでいる旨を述べた。
続けて、氏は今年1月時点で、Fortune 1000にランキングする企業のうち960社がVMwareを使用していたことを紹介。さらに、自ら残りの40社を訪問して「うち10社で導入してもらえた」(Nielsen氏)と説明。現在はFortune 1000のうち実に97%がVMwareユーザーになるという。
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基調講演に登壇したTod Nielsen氏。後ろのスライドにリストアップされているのは、氏が笑いながら紹介した、Fortune 1000のうちVMware未導入企業30社(画像クリックで全社名入りの拡大写真) |
加えて氏は、VMwareがもたらす効果として、「Optimize Financial Energy」、「Shift Human Energy」、「Save Earth's Energy」の3つが見込めると述べ、コスト削減や人的リソースの効率利用、グリーン化といった、現在の経営者が抱える課題を解決するテクノロジーであることを改めて強調した。
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米VMware CEOのPaul Maritz氏 |
Nielsenの後を継ぐかたちで登壇した同社CEO(Chief Executive Officer)のPaul Maritz氏は、VMwareが発表している最新のトピックスを具体例とともに紹介した。
Maritz氏が最初に触れたのが、今年4月に発表された同社の仮想化プラットフォーム製品群「VMware vSphere」である。同製品群は、「約1500人の人員を割き、2年以上の歳月をかけて開発したソフトウェア群」(Maritz氏)と言い、その出来について「Microsoft在籍時に私が関わっていたWindows NTをしのぐ」と評価した。
その上で同プラットフォームの機能と効果を以下のようなスライドで整理。「システム維持に費やしていたコストを削減し、前向きの投資を増大させることができるテクノロジー」(Maritz氏)であることを説明した。
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