iPhoneをボイスレコーダーにする

取材や発表会に、記者が必ずといっていいほど持っていくのが、小型のICレコーダーだ。昔ならテープレコーダーを持ち歩いたものだが、テレビで首相のぶら下がり取材を観ても、記者が突き出しているのはいまではほとんど小型のICレコーダーになってしまった。

ボイスレコーダー・アプリは、ひとつくらいはインストールしておきたい

このICレコーダーはボイスレコーダーとも呼ばれ、普通のサラリーパーソンでも会議などで使うことがあるだろう。あるいはクルマを運転しているときのメモ帳代わりに重宝しているという人もいる。通勤電車のなかや、散歩しながら思いついたことを吹き込む、なんて使い方もありだ。

たまにしか使わないというなら、わざわざ専用のICレコーダーを購入しなくても、携帯電話で代用しているという人もいる。だが、iPhoneならアプリを導入するだけで、専用のICレコーダーに勝るとも劣らないボイスレコーダーに変身させられるのだ。

ボイスレコーダー・アプリはいくつも出ている。録音さえできればいい、と考えているかもしれないが、自分の使い方をよく考えて購入しないと失敗する。ちょっとしたメモ代わりに利用するなら、シンプルで操作が簡単なアプリでいいが、長時間の取材や会議の録音などにも利用しようと思うなら、録音したデータが簡単に取り出せるアプリがいい。

これらの点を考えてボイスレコーダー・アプリを分類すると、3つのタイプに分けられる。

iPhoneをボイスレコーダーとして使ってみて、便利だと感じたら、高機能なものに乗り換えたり、あるいはタイプの異なる複数のアプリを使い分けてみるのもいいだろう。

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