【レポート】

Webの敵は"ステータスクオー"、「リッチネスの報酬」とは - Adobe MAX 2008

1 CTO似の"チーフ"からの指令

    Yoichi Yamashita  [2008/11/20]

    社長兼CEOのShantanu Narayen氏とCTOのKevin Lynch氏が担当した初日の基調講演ではFlashプラットフォームが打ち出された。2日目の基調講演はまず、Flex Buider担当のシニアプロダクトマネージャーTim Buntel氏が登場。「今日は、その内側ふかくに潜り込んでみましょう。まずはコードサンプルを見ていただいて、ここでボクが強調したいのは、ワークフローを活かすためにですね……」と盛り上がらないスピーチを始めたところで、トップシークレット機関が無理矢理デモを中断。巨大なスクリーンにCTO似の"チーフ"が映し出され、「現状維持(ステータスクオー)に甘んじる勢力がWeb全体に広がり、非効率的・非効果的なWebコンテンツがあらゆるデバイスにあふれている」と警告。エージェント"B"(Buntel氏)に、Webコミュニティが必要とする武器を用意して"ステータスクオー"と戦えというミッションを伝えた。ということで、2日目の基調講演は急遽内容が「Flashプラットフォームに深く潜入」から「Quantum of Richness (リッチネスの報酬)」(007の最新作「慰めの報酬」の原題は「Quantum Of Solace」) に変更されて始まった。

    Tim Buntel氏が基調講演を始めた直後に、轟音とともに"The Chief"が登場

    「ステータスクオーと戦え」というミッションを受けたエージェントB(左)とエージェントF

    ステータスクオーを打破するには、デザイン、デベロップメント、デプロイメントを向上させる必要がある。エージェントBの相棒は、エバンジェリスト似のエージェント"F" (Ben Forta氏)。エージェントと言えば、ミッション遂行前にラボでスパイグッズの品定めがお約束だ。2人はまず、AIR 1.5アプリケーションで動作するホームオートメーション・システムを試し、早速デザインラボに向かった。

    AIRアプリケーションで動作するホームオートメーション・システム

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