【レビュー】

Photoshopでの3D表現の可能性を広げるSTRATA DESIGN 3D[in]

1 Photoshopの3Dレイヤーの活用範囲が広がる

    海津ヨシノリ  [2007/12/04]

    3Dグラフィックソフトというと独特で難解なインタフェースを思い浮かべてしまう人は多いだろう。しかしSTRATAは登場した当初から、初心者にも親しみやすいインタフェースと操作性で独自のユーザー層を掴んできた。最新版では、アニメーションまで作り込むことができるオールインワン形式の3Dグラフィックソフトとして完成度が更に増したといえる。

    そのSTRATA がAdobe Photoshop CS3 Extendedのプラグインとしてリリースされた。それが、今回紹介するSTRATA DESIGN 3D[in]である。STRATAは3DCG作家ばかりでなく、デザイナーに対してのアプローチを昔から強めており、STRATA DESIGN 3D[in]はその一つの集大成といえるのではないだろうか。

    まず驚かされるのはその価格設定である。単体の3Dグラフィックツールである「STRATA 3D CX」との決定的な違いがほとんど無いにも関わらず、33,600円というAdobe Photoshop CS3 Extendedのプラグインとしてもリーズナブルな価格で登場した意義は大きい。少なくとも数年前の単体の製品版と同等の機能を持つことは確かである。

    次になかなか有効な使い方が見いだせなかったPhotoshopの3Dレイヤーでの3Dモデリングデータの取り込みと調整方法がこれで一気に解決したことが挙げられる。もちろんPhotoshopで取り込み可能なデータ形式にすることでサードパーティー製の3Dソフトのデータを読み込むことはできるが、次回以降に触れる予定のSTRATA FOTO 3D[in]、STRATA LIVE 3D[in]も含めたトータル環境で考えると、やっとAdobe Photoshop CS3 Extendedの3Dレイヤー機能を生かせるツールがリーズナブルな価格で出揃ったと言っても過言ではないだろう。

    STRATA DESIGN 3D[in]の3つモード

    STRATA DESIGN 3D[in]には3Dオブジェクトを作成するModel[in]、レンダリングを行うRender[in]、3Dレイヤーを使い、完成した3Dオブジェクトを写真と合成するMatch[in]の3つのモードがあり必要に応じて切り替えて使う。次ページから詳細を見ていこう。

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