ブラザー工業は、SOHO向けカラーレーザー複合機 / プリンターの新ブランドとして「ジャスティオ(JUSTIO)」を発表した。

コンパクトサイズを実現したA4カラーレーザー複合機「MFC-9640CW」(10月上旬発売、店頭想定価格約12万円)、「MFC-9440CN」(9月下旬発売、店頭想定価格約11万円)「DCP-9040CN」(9月下旬発売、店頭想定価格約10万円)、カラーレーザープリンター「HL-4040CN」(9月上旬発売、店頭想定価格6万円)を発売する。

長中期計画について話をするブラザー工業代表取締役社長の小池利和氏

東京国際フォーラムにて開催された製品発表会では、まずブラザー工業の小池利和代表取締役社長が壇上に立ち事業戦略を説明。カラーのブラザーという地位を確立していくことを目指すと語った。背景として、オフィスの分散化、カラーニーズの高まりがあり、これにあわせて、カラー複合機、カラープリンターの市場規模が欧米、アジアなどを中心に全世界で拡大。ブラザーはモノクロレーザーの技術と販売ノウハウを活かし、特にSOHOに最適なカラーレーザーを発売するという。

その後、ブラザー販売の神谷純代表取締役社長が新ブランド「ジャスティオ(JUSTIO)」を説明。スモールオフィス環境をあった省スペース設計、さまざまなニーズに対応する多ラインアップで展開するとした。この展開により、A4カラーレーザー複合機市場で年間12,000台、シェア50パーセントを目指す。

多ラインアップでターゲットを細分化したスモールオフィス向けカラーレーザーの新ブランドとして「ジャスティオ(JUSTIO)」を立ち上げた

新ブランド「ジャスティオ(JUSTIO)」のイメージキャラクターとしては、タレントの小林麻央さんを起用。10月からOL姿でスモールオフィスで働く小林麻央さんのCMを10月中旬から放送することなどで、新ブランドの認知度向上と拡販を進めるとした。

イメージキャラクターは、自宅でもブラザーのプリンターを使っているという小林麻央さん