昨年12月3日にTOBEに合流しアーティスト名「ISSEI」として活動していくことを発表したISSEIが、CBCテレビの新設ドラマ枠「ドラマトリップ」で放送される『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』(7月31日スタート、毎週木曜24:58~)に出演する。TOBE合流後初のドラマ出演となるISSEIにインタビューし、本作出演を決めた思いや、新たなスタートを切った心境、今後の抱負などを聞いた。
約2年ぶりとなるドラマ出演のオファーを受けた時の心境について、ISSEIは「純粋にうれしかったです」と振り返る。
「音楽活動をメインにやっていきたいと思っていますが、その中でお芝居にもチャレンジして、もっと自分のことを知ってもらいたいと思いましたし、ファンの皆さんにも新たな一面を見て喜んでもらえるのではないかと思い、出演したいと思いました」
ヤチナツの同名漫画を実写化した本作は、恋愛感情を持つことが普通じゃないとされる世界を舞台に、恋愛感情を持つ主人公を通じて等身大の恋愛観や悩みにフォーカスする異色のラブストーリー。特定の人を好きになる“レンアイ”の主人公・乙葉を島崎遥香、乙葉と同じ“レンアイ”のハレをISSEIが演じる。
久々のドラマ撮影の感想を尋ねると、ISSEIは「お芝居がすごく得意なわけではないので、ちゃんと演じられていたかなという心配はありますが、現場の雰囲気もすごく明るかったので、すごくリラックスした状態で演じることができました」と答えた。
また、演じたハレについて「恋愛がない世界であっても、自分は“レンアイ”なんだと通しているところがいい」と言い、「僕も『こうしたい』と思ったら一貫して通すタイプなので、ハレと僕は似ているところがあるのかなと思います」と共感。「周りに合わせることが必要な時もありますが、自分がやりたいと思ったことを貫くことの大事さを改めて感じ、自分もそうしてきてよかったなと気づかされました」と語った。
TOBEへの合流も、自分のやりたいことを実現するための決断だった。
「僕は音楽が純粋に好きなので、もっと自分のやりたい音楽を突き詰めたいという思いがあり、やらないで後悔するぐらいだったら、挑戦した方がいいと思い、そういう決断をしました」
TOBE合流から半年「めちゃくちゃ楽しい」「より一層自分の気持ちも明るく」
目指すアーティスト像も聞いた。
「音楽はすごく力があるので、曲を聴いて仕事や学校を頑張れるとか、誰かを支えられるアーティストになりたいと思っています。HIPHOPが好きですが、HIPHOPに限らず幅広いジャンルで、自分のいいなと思う音楽を作っていろんな人に聴いてもらいたいです」
今年1月23日に1stデジタルシングル「Go Getter feat. AK-69」をリリースし、ソロデビューしたISSEI。以前から大ファンだというAK-69に楽曲提供を受けたが、AK-69から大きな影響を受けているという。
「僕はAK-69さんの音楽で人生を変えてもらいました。学生の時に初めてAK-69さんの曲を聴いたんですけど、歌詞のメッセージ性がすごく強くて、小さいことが何も気にならなくなり、心をすごく強くしてもらいました。音楽はそういうすごい力を秘めているので、自分もいい曲作って、誰かの支えになれるアーティストになりたいと思います」
TOBEに合流してから半年が過ぎた。ISSEIは「めちゃくちゃ楽しいです」と笑顔を見せる。
「今まで経験したことも素晴らしくて、本当に幸せな時間でしたが、環境を変えてより一層自分の気持ちも明るくなりました。やりたいことや目標が明確になったからこそ、あとはそこに向けて努力をしてスキルアップしていけたら。歌詞を書いたりもしていますし、トレーニングもめちゃくちゃしていて、すべてのことにおいてもっともっと磨き上げたいです」