なにわ男子の大橋和也が出演する、テレビ朝日 オシドラサタデー『リベンジ・スパイ』が、7月5日(毎週土曜23:00~23:30)から放送される。
同作は、何者かの策略のせいでこの世を去った兄の復讐のために、亡き兄のもとから大切な情報を奪った犯人を捜すスパイ・菅原優我(大橋)が、ターゲットの社長令嬢と運命的な出会いを果たし、恋に落ちる“スパイ・ラブコメ”。
大橋が演じるのは、兄を死に追いやったと目する会社・藺牟田(いむた)メディカルデータに社員として入社し、その裏では証拠を掴むべくスパイとして暗躍する菅原優我。表では持ち前の明るさと人懐っこさをフル活用し、人脈を次々と広げていくひとりの青年、裏では、亡き兄のもとから大切な情報を奪った犯人を捜すスパイとして暗躍するも、情報を得るために近づいた社長令嬢・藺牟田花のことを好きになってしまう。
ドラマ『民王R』(24)や、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』、映画『君がトクベツ』(6月20日公開)などで、俳優としても活躍する大橋が、初のスパイ役で新境地へ挑む。
また、優我と運命的な出会いをはたす藺牟田メディカルデータの社長令嬢・花を演じるのは、渋谷凪咲。初主演映画『あのコはだぁれ?』で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した渋谷が、今作では笑顔を封印。秘めたる思いを抱えながらも、優我とともに心の成長を遂げていく花を演じ切る。大橋と渋谷は今作がドラマ初共演となる。
コメントは以下の通り。
大橋和也
――出演が決まった際の心境をお聞かせください。
『リベンジ・スパイ』というタイトルを聞いて、「スパイものらしい潜入やアクションなどもあるのかな?」と思ったのを覚えています。僕が演じる優我というキャラクターは僕の素の要素もありつつ、まったく違った一面も見られると思います!
――なにわ男子のメンバーの方々へは報告しましたか?
メンバーにもファンの皆さんにも“男性版の渋谷凪咲さん”と呼ばれているんです。雰囲気が似ているんですよ。今回、メンバーも観てくれると言ってくれていますが、「どっちが大橋和也? ってなるんじゃ……」と心配されています(笑)。
――役作りはどのようにしたいと思っていますか?
優我という人物のスパイとしての裏の顔と、渋谷さん演じる花とのラブコメディの要素のギャップを見せられるようにしたいと思っています。
――ドラマ初共演となる大橋さん、渋谷さんは“ナニワコンビ”となりますが、お互いの印象を教えてください。
波長は絶対に合うと思っています。でも、芝居に関して言うと、僕はけっこう関西弁が出てしまいがちなので、渋谷さんもつられてしまうんじゃないかと心配しています(笑)。渋谷さんのイメージは常に笑っていて、その場を和ませてくれる人。それと実は、バラエティー番組などでの活躍を拝見して、なにわ男子は渋谷さんのことを“師匠”と呼んでいるんです。それくらい、渋谷さんのお笑い力は憧れています!
――タイトルにちなんで、リベンジしたいことはありますか?
撮影現場などで、皆さんがくださった差し入れをよく持って帰らせていただくんです。ある日、おいしそうなフィナンシェがあったのですが、持って帰るのを忘れてしまって……あのフィナンシェを自分で買って、リベンジしたいですね。僕はフィナンシェがめっちゃ好きなので、今回の撮影現場にも差し入れお願いします(笑)。
――もしスパイになったら、どんな所に潜入してみたいですか?
渋谷さんのプライベートに一日密着したいですね。お休みの日に何をされているのか、見てみたいです。(「休みの日に自転車で走り回っている」と聞いて)僕も自転車に乗るんで、追いかけたいと思います(笑)。
――撮影で楽しみなシーンや撮影中にやってみたいことはありますか?
渋谷さんをはじめ、スタッフさんも和気あいあいとされていて、絶対に楽しい撮影になると感じています!
――本作への意気込みを教えてください。
今回、初めてスパイを演じさせていただきます。どのようなスパイになるのか、僕自身もワクワクしています。また、優我の持つ二面性、そして、花との恋物語の行方を、楽しみにしていてください!
渋谷凪咲
――出演が決まった際の心境をお聞かせください。
最初にお話を聞いた際に、私も大橋さんも笑顔のイメージが強いと思うのですが、それを裏切る展開もあるのかな? と楽しみにしていました。(大橋が“男性版の渋谷凪咲さん”と呼ばれていると聞いて)実は私もファンの皆さんから“女性版の大橋和也さん”と言われています。そんな二人が初めてドラマで共演することになるので、そこも注目ですね! 良い化学反応が生まれればいいなと思っています。
――役作りはどのようにしたいと思っていますか?
花は社長令嬢なのですが、あまり笑顔を見せない女の子。でも、優我と出会って変わっていくという役柄です。花が彼と出会ってどのような表情を見せるのか……実際に私の“心が動く瞬間”を演技として出せたらいいですね。大橋さんとの演技の中で、花という人物を作っていけるように頑張ります!
――ドラマ初共演となる大橋さん、渋谷さんは“ナニワコンビ”となりますが、お互いの印象を教えてください。
大橋さんのイメージは“みんなの太陽”。今の東京が明るいのは、大橋さんがいるからくらいに思っています(笑)。今日もメイクルームから笑い声が聞こえてきて、そのままの人なんだなと改めて実感しました。でも、スパイって、出身地とかも隠したほうがいいと思うんです。大阪出身のスパイってあまり見たことがないですから(笑)。なので、お互いに関西弁は封印して頑張れたらいいなと思います(笑)。
――タイトルにちなんで、リベンジしたいことはありますか?
最近、おうちでクッキーを作ったのですが、レシピを見たら家に合った材料で簡単に作れるはずだったんです。でも、でき上がったクッキーは鉄板みたいにカッチカチになってしまって(笑)。次は事前にきちんと分量を確認して、リベンジしたいです。
――撮影で楽しみなシーンや撮影中にやってみたいことはありますか?
スタッフさん含めて、個性豊かな現場だなと思っています。メイクさんとも、「メイクの仕方などでいっぱい遊ぼう」と話していますので、花のメイクや衣装にもご注目ください! それと、今回は劇中でシャチが印象的に出てくるのですが、実際にシャチを見に行くシーンがあるんです! なかなかシャチを見る機会もありませんので、今から楽しみにしています!
――本作への意気込みを教えてください。
夏にピッタリな、《ビタミン》のような元気をもらえるドラマです。ちょっと夜更かしして、この日を楽しみに毎日を頑張れるような作品になればと思っていますので、よろしくお願いします!
【編集部MEMO】
『リベンジ・スパイ』あらすじ……自身が働く会社「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向いて、ビルを見上げる菅原優我(大橋和也)。その時はまだ彼の運命を左右する女性・花(渋谷凪咲)と偶然にもすれ違っている事など知る由もなく、防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込み、目当てのデータにアクセスし「みーっけ」と目を光らせる。
優我はその日も何食わぬ顔で営業の仕事をこなし、後輩の相談に乗り、女性社員たちからのバーベキューの誘いを笑顔で断り、専務に対してハキハキと応対するが、心の中では「全部俺だけど、俺じゃない」と自問自答を繰り返す。かつて、優我の兄・尚之が起業した会社で開発した“あるシステム”が、「藺牟田メディカルデータ」の発表したものと酷似していたうえに、尚之は死亡。自殺とみられていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていた事が判明する。「藺牟田メディカルデータ」が尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信した優我は、大好きだった兄のために真実を突き止めてリベンジすることを誓い「藺牟田メディカルデータ」にスパイとして潜入していた。