ホテル「ラ・マムーニア」が誇る、モロッコ初のオンサイト型水処理プラント

モロッコを代表するラグジュアリーホテル「ラ・マムーニア」は、1923年に開業して以来、モロッコのラグジュアリーホスピタリティを象徴するホテルとして優雅な滞在を提供している。

このホテルはサスティナブルな活動を多く取り入れているのも大きな特徴だ。敷地内にはソーラーパネルが設置され、全客室で使用される温水の100%を供給しているほか、リサイクル活動、リクエストに基づいたハウスキーピングのサービスなど、環境に配慮した様々な活動が行われている。そして今回新たに大きな変化をもたらしたのが、オンサイト型の水処理プラントである。

ラ・マムーニアが採用したオンサイト型の水処理プラントは、4段階の高度浄化プロセスを特徴としたものだ。このシステムにはスクリーニングと沈殿、活性汚泥による生物処理、清澄化、UV オゾン消毒が含まれており、最高水準の国際基準を満たす水質を保証する。

また、1日あたりにして200立方メートルの処理能力と400立方メートルの予備水を持つこのステーションは、ホテルの象徴である庭園を年間8ヶ月の間、灌漑するのに十分な水を提供することになるという。

ラグジュアリーなホテルステイだけでなく、滞在中のサスティナブルな活動にも今後はより一層注目していきたい。

ラ・マムーニア

www.mamounia.com