2025年5月22日(木)、オーストラリア政府観光局は東銀座のマイナビPLACEにて、あばれる君による出前授業「『オフィスワーカーに向けたオーストラリア世界遺産講座』~世界遺産でリバイタル! 働く人のための有給休暇の活用法とは?~」を開催した。
世界遺産検定1級で、オーストラリア世界遺産キャンペーンのアンバサダーも務めるタレントのあばれる君が、自ら体験した「オーストラリアの世界遺産の旅」を、映像と共に笑いを交えながら熱のこもった講義で紹介し、旅を通じた「心身のリフレッシュの重要性」を伝えた。
ウルルやオペラハウスの魅力を熱弁、「オーストラリアはリバイタルに最適」
あばれる君がまず紹介したオーストラリアの世界遺産は、『ウルル、カタ・ジュタ国立公園』である。エアーズ・ロックの名前でも知られるウルルは、実際にはつるつるしており、触れるとアースパワーがもらえるとのこと。「ウルルから帰ったらウケまくりましたもん! 最近はその効果が薄れてきてるからまた行かないと!」と会場を沸かせ、「ウルルの地表に出ているのは全体の5%だけで、残りの95%は見えていないんです。僕の能力みたいで可能性がいっぱい」と、世界遺産検定1級ならではの知識も披露した。
あばれる君がオーストラリアで最もオススメするのは、ケアンズにある『クイーンズランドの湿潤熱帯地域』である。見たことのない昆虫や巨大な熱帯雨林の植物、木々を抜ける雨や風の音などについて語ったほか、『シドニーのオペラハウス』では、屋根を雨が洗い、そこから流れ出た水が海に流れ込み、また雨となって戻ってくるという自然の循環を取り入れた建築設計の素晴らしさや、内部から海を見たときの雄大な眺めについて熱弁し、「すぐにでも休んで、また行きたい!」と、オーストラリアへの熱い思いを語った。
アボリジナルの人々との交流や、自然の野菜のおいしさ、世界遺産の大自然の中にあるホテルの魅力など、「オーストラリアは『リバイタル(活力回復)』に最高の場所である」というあばれる君のメッセージに、多くの参加者が耳を傾けていた。
イベントではそのほかにも、オーストラリア政府観光局 日本・韓国地区局長のデレック・ベインズ氏による、日本のオフィスワーカーに求められるリバイタルな旅の説明や、世界遺産検定を主催するNPO法人世界遺産アカデミーの宮澤光主任研究員による、世界遺産活動の意義やオーストラリアの世界遺産の魅力などの解説も行われた。
イベント全体が、オフィスワーカーの仕事にメリハリをつける、笑いあり学びありの「リバイタルの時間」となった。