<最新号>ドライバー2025年7月号が発売。ジムニー5ドア、特集「エンジン」フォレスター、ポルシェ911、レクサスRC F、GRカローラ、クラウン ステート/VWパサート、「軽」燃費比較ほか<5月20日>

2025年5月20日、「ドライバー2025年7月号」が発売となりました。

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【画像】最新号ドライバー2025年7月号をチラ読み!

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うれしい誤算

スズキ ジムニー 5ドア レンタカー試乗

すでに納車が始まっているジムニーの5ドアモデル「ノマド」。ちまたでもそろそろ見かけるかも……。でも、「なぜ自動車メディアは試乗記を掲載しないんだろう」と思ったアナタは鋭い。じつはスズキ主催のメディア向け試乗会は開かれていないのだ。受注停止の状態で実施したら「え、また買えるようになったの!?」みたいに混乱を招くかも、そうスズキは思ったのかもしれない。でも乗りたい。どうしても乗りたい。探せばあるんです!

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鈴木修の名語録

スズキにとって、あまりにも大きい存在。鈴木修氏が2024年12月25日に亡くなった。25年4月に東京、浜松、そしてインドの3拠点でお別れ会を開催。筆者も東京会に参加した。その参列者の数もそうだが、会場に掲げられた、氏が残した名言の数々の多さに驚いた。そのひとつひとつがウイットに富んでおり、かつ胸に刺さる。そういえば生前、「オサムさん、今日の会見で何を話すんだろう」とどこか楽しみにしている自分がいたのを思い出した。最近はやりのAIでは紡ぎ出せない、氏オリジナルの名言を勝手に厳選。ちなみに、とあるスズキ関係者に聞いたら、「これはごく一部で……われわれ、もっといろんな薫陶を受けてますから(笑)」

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総力特集

時代はEV……の潮目が変わる?

「エンジンオワタ」なんて誰が言った!

急速なEVシフトは、ユーザーを置き去りにした。その結果、市場はそう簡単には反応せず、世界中のメーカーが方向転換に迫られている。そもそも、エンジン車かEVかなんて2択ではないことぐらいわかっていたはず。とはいえ、カーボンニュートラルを目指すうえで、電動化が必須なのは明らかだ。世界中の排出ガス規制も厳しさを増し、エンジン自体もさらなる進化が求められている。単なる郷愁ではなく、次の時代に楽しいエンジン車を残していくために。エンジンは、まだまだ終わらない!

CONENTS

・マツダの新世代「スカイアクティブZ」の正体

・メーカー別「新エンジン開発」の現状

・スーパー耐久で見た「スバル次世代水平対向ターボ」の行方

・新型フォレスター「ハイブリッドじゃなきゃダメ?」

・ポルシェだって悩んでる……MT専用車「911カレラT」試乗

・最後の“F”に乗る! RC Fファイナルエディション

・大排気量エンジンが恋しい「まだ買える? それとも中古車で?」

・オーナーに聞く「大排気量高級ハッチバックはどう?」

・その進化をとくと! 「GRカローラ新旧比較」

・決められない人に捧げる「軽エンジン実走燃費と車体の真実」

・プロ+編集部員が選ぶ新旧エンジン「これイイね!」

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マツダの“次”は期待していいのか?

SKYACTIV-Zの正体

スカイアクティブG、D、Xと多種多様な内燃エンジンを開発してきたマツダ。その最新・進化型が今回取り上げるスカイアクティブZだ。Zといえば究極の意。マツダエンジン開発のロードマップが、ついに完結するということか? その正体を探るべく、開発のキーマンに直撃インタビューを敢行した!

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スバル水平対向ターボが

未来へつながる「根拠」

2024年7月のオートポリス戦から、WRXをベースにしたマシンにスイッチしたスバル。そこから本誌は全戦を追いかけてきたわけだが、なかなか速さを見せられないレースもあり、やきもき……。でも待てよ。そういえばこの取り組みは、スバルのスポーツユニットを未来へつなげるためでもあった。出力はアップしている。でもそれってレース仕様だからでは?と思いきや! 着々と、彼らは出力アップと環境性能の両立に向けた開発もやっていたのだ。

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ハイブリッドじゃなきゃダメ?

スバル フォレスター スポーツ EX 試乗

この4月に発売となった6代目フォレスター。その話題は、歴代初となるストロングハイブリッドの搭載だ。どうやら受注台数はそのS:HEVモデルに集中しているようで、早くも納車は来年になるとのこと。ええと……忘れちゃいませんかターボモデルの存在を!

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内燃機×MTは消えゆくのか

ポルシェだって悩んでいる

ポルシェ 911 カレラT 試乗

911といえばポルシェの象徴。911を作り続けるために、SUVという、今となっては量販モデルのラインアップも増えている。そして電動化時代。ポルシェのエンジンはいつまで続くのか……その意気込みを探るべく、最新の911、しかも古典的なMTモデルに乗ってみた。

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でっかいの載せちゃえ!

大排気量エンジン × コンパクトボディの魅惑

電動化やダウンサイジングが進み、大排気量エンジンはもはや絶滅寸前の希少種。そんなモンスターエンジンをコンパクトなボディに押し込んだクルマがおもしろくないわけがない!

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最後の〝F〞に乗る

レクサス RC F ファイナルエディション試乗

国産大排気量スポーツの代表格、RC Fもついに見納め。200台限定で登場した“F”の最終進化形態を味わってみた。

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進化とやらを、見せてもらおうか

トヨタ GRカローラ 新旧比較試乗

GRの名を冠したカローラ史上最強のリアルスポーツ。2022年12月の発表以降もスーパー耐久で得た知見を生かし、見た目にはわからない改良を重ねてきた。その最新型、感度の高い人には「おっ」。最大トルクが増した下山製のG16E-GTS型を搭載するニュータイプだ

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結局どの組み合わせがベストなんだ!?

軽のエンジン 車体の真実

日本における新車販売の約4割を占め、私たちの生活にも欠かせない存在である軽自動車。目下の主流は背高のワゴン型だが、わずか660ccのエンジンには荷が重いようにも。3つのボディタイプの比較を通し、最新軽の実力を探ってみよう。

スーパーハイトワゴン:スペーシア×デリカミニ

ハイトワゴン:Nワゴン×ムーヴ キャンバス

セダン型:アルト×ミラ イース

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[日独プラグインハイブリッド・ステーションワゴン]

史上最大の作戦

トヨタ クラウン エステート × フォルクスワーゲン パサート

シリーズのなかではステーションワゴンに見えるも、SUVとのクロスオーバー感が色濃いクラウン エステート。一方「フォルクスワーゲンのファーストクラス」を掲げ、古式を踏襲したように見えるパサート。2台に共通するのは大柄なPHEVであること。その実は……。

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クルマの革素材を肌で感じる

レザーグッズがおもしろい!

愛車から離れてもクルマを感じていたい。ふだん何気なく使っている小物がクルマで使われる素材でできたものだったら……きっとそれはお気に入りの逸品になることだろう。

このほか、レクサス新型ESの紹介やヒョンデ インスターの試乗を掲載。エンジン特集では大排気量高級ハッチに乗るオーナー取材や、プロ+編集部員が選ぶ新旧エンジン「これイイね!」もあります。梅雨に必須のフロントウインドー撥水コーティング比較や最新洗車機事情、商用車メーカー聖地巡礼など気になる話題を取り上げます。好評連載中の「峠狩り」は長野県「和田峠」を狩ります。旧車を紹介するマッドドッグ三好の「俺が乗らなきゃ誰が乗る!?」は「マツダ RX-7」を紹介。総力挙げて濃いめの内容で展開します。

ドライバー2025年7月号は定価690円で発売中です。

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