星野リゾートが展開するリゾートホテル「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)は6月26日~9月3日の期間、「桃と夏野菜」を堪能する夏限定ディナーコースをメインダイニング「OTTO SETTE」で提供する。
OTTO SETTEは、「ワインと野菜」にこだわり、「この地域ならではの食材との出会い」を提供するメインダイニングである。「ワイン(Vino)と野菜(Verdura)」へのこだわりを突き詰めるという想いをこめて、コンセプトはイタリア語で「Vino e Verdura(ヴィノ エ ヴェルデューラ)」。前菜からデザートまですべての料理にこだわりの野菜を使用し、この地域ならではのイタリア料理を提供している。
6月26日~9月3日の期間、同店にて夏の太陽を一身に浴びた山梨の夏の恵みを堪能するディナーコースを提供する。山梨の夏の味覚を代表する桃や、シェフが厳選したこだわりの夏野菜を使用したイタリア料理を味わうことができる。また、約500種類2,000本のワインの中からソムリエが各料理に合わせて提案するペアリングコースで、ワインとのマリアージュを楽しむこともできる。
ディナーコースの料金は1名18,000円、ペアリングコースは9,500円、ノンアルコールペアリングは5,500円(いずれもサービス料込)。時間は17:30~20:15(最終入店)で、公式サイトにて予約が必要。対象は宿泊者に限られる。
夏限定ディナーコースの紹介
「トマトと桃の冷製カペッリーニ」は、トマトの甘みや繊細さを引き出したソースを、桃とカペッリーニ(イタリアの細いパスタ)に合わせた暑い夏にぴったりな冷製パスタ。桃の瑞々しく優しい甘さがトマトの味わいを引き立て、ミントの清涼感と生ハムの塩味がアクセントとなっている。
「花ズッキーニとイワナのヴァポーレ」は、夏に旬を迎える花ズッキーニでイワナを包み、ふっくらと蒸し上げた。香ばしくフリットにしたイワナと合わせて提供するので食感の違いを楽しめる。仕上げに注がれた川海老の出汁がイワナの旨味を引き立てる。
土地のワインを知り尽くしたソムリエが提案するマリアージュ
山梨県はいまや世界的なワインの銘醸地として知られており、四季の変化に富んだ風土はワインを造るのに適した環境であると言われている。同店では、約500種、2,000本の山梨県とイタリアのワインを取り揃えており、料理に合わせてソムリエがペアリングを提案する。
2006年から提携している「ドメーヌ ミエ・イケノ」は、標高750mの地に葡萄畑が広がり、「シャルドネ」「メルロー」「ピノ・ノワール」の3種のワイン用葡萄を栽培している。自社栽培された葡萄のみを使用し、自然に逆らわない醸造方法で造られたワインは、八ヶ岳の自然を詰め込んだような味わいだという。