アドバンスト・メディカル・ケアは3月5日、「働く子育てママの不調に関する調査2025」の結果を発表した。同調査は2月5日~6日、全国の子どもがいる35歳~44歳の有職の既婚女性1,000名を対象に、インターネットで実施した。
普段感じる不調について尋ねたところ、最も多い回答は「肩こり・腰痛」(49.7%)だった。"つらい"と感じる割合が最も高かったのは「生理痛・生理不順」(93.0%)で、「PMS」(92.4%)が続いた。
不調への対応について聞くと、76.4%が「対応ができている」と答えた。「家事・子育てへの対応ができている」は51.5%、「何もしない」は20.9%だった。「不調を感じたとき、病院・クリニックに行く」は全体の17%にとどまっている。
不調を感じたときに、「何もしない」ことが多いと回答した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「特になし」(48.3%)だった。次いで「休むほどではないと思うから」(16.3%)、「お金がかかるから」(12.9%)となっている。
ママになってから婦人科を受診したか尋ねたところ、58.1%が「していない」と答えた。婦人科を受診した人に、受診してよかったと思ったことを聞くと、42.1%が「自身の体調について相談できた」、25.8%が「女性特有の体調不良について情報が得られた」と回答した。
自身の体調について相談したいことがある人は、全体の66.2%だった。相談している相手について聞くと、「配偶者・パートナー」(61.5%)が最も多く、「友人」(32.0%)、「親・義親」(31.7%)が続く。10.3%は「相談相手はいない」と答えている。
「体調がすぐれないときは配偶者・パートナーに家事・子育てを代わってもらいたい」と回答した割合は、全体の84.4%で、特に未就学児のママ(89.7%)の割合が高かった。76.4%は、「配偶者・パートナーに女性特有の不調について知ってほしい」と答えている。