俳優の桐谷健太が、ABCテレビ『いつか、ヒーロー』(4月スタート 毎週日曜22:15~)で主演を務めることが、明らかになった。

桐谷健太 =ABCテレビ提供

オリジナルストーリーの同作は、お金もなければ仕事もない全てを失った元児童養護施設の職員のアラフィフ男・赤山誠司(桐谷)が、夢を失くした若者達とともに腐った大人を叩きのめす不屈の復讐エンターテインメント。

同作の脚本を手掛けるのは、フジテレビ『離婚弁護士』シリーズ、フジテレビ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ、フジテレビ『BOSS』シリーズなど数々の大 ヒット社会派ドラマを生み出してきたヒットメーカーの林宏司氏。連続ドラマは日本テレビ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(20)以来5年ぶりとなる。そして監督は、ABCテレビ『ムショぼけ』(21)、『あの子の子ども』(24)など話題作を送り出している若手実力派・アベラヒデノブ氏が務める。

今回桐谷が演じるのは、児童養護施設の職員・赤山誠司。恵まれない環境で育ちながらも将来の夢や希望を抱いている子ども達の姿を見て、確かな未来を信じていた赤山だが、ある日とある事情をきっかけに突然、音信不通となる。そして20年後、再び帰ってきた赤山が目にしたのは、夢や希望を失い、絶望の淵に立つ変わり果てた姿の5人の教え子たち。20年ぶりに再会した恩師と教え子たちはぶつかりながらも絆を深めていき、やがて何者でもない彼らが世代を超えて手を組み、腐った巨大権力を相手に立ち向かっていく。

コメントは以下の通り。

桐谷健太

まずはオファーを頂いたことに感謝します。今作で演じる赤山という人物は、太陽のような男で、情に厚く涙もろい面もありながら、実は真逆の側面を持ち合わせています。彼は決してヒーローなんかじゃない。この作品はとても強烈で、自分自身まるごとぶつかっていくことでしか太刀打ち出来ないなと感じています。何より大切なのは『今』だけど、俺たちを奮い立たせる『いつか』を信じて。

【編集部MEMO】
桐谷健太は、1980年2月4日生まれ。大阪府出身。『ゲロッパ!』(03)で映画デビュー以降、数々の映画やテレビ作品に出演。昨年だけでも『院内警察』(フジテレビ)、『Qrosの女』(テレビ東京)で立て続けに連続ドラマの主演を果たし、主演を務めた配信ドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』(ABEMA)では高い視聴回数を記録し話題となる。現在放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にも出演が決定している。