パナソニック ホールディングスは、東京・お台場の「パナソニックセンター東京」を2024年12月25日をもって閉館すると発表。同館4階の法人向け展示については、パナソニック東京汐留ビル1階へ2025年3月に移転し、グループの歴史や最新のソリューションなどを紹介する場としてリニューアルオープンする。

  • パナソニックセンター東京(2024年2月15日撮影)

パナソニックセンター東京(所在地:東京都江東区有明3-5-1)は、同グループのショウルームとして2002年9月に開館。閉館日までは、これまでと同様の営業を継続する。現在は、地球環境問題の現状やそれに向き合う同グループの取り組みを学び、子どもたちが問題解決に向けてアクションするきっかけをつかむことを目的として展開している「Panasonic GREEN IMPACT PARK」や、STEAM教育をベースとしたクリエイティブミュージアム「AkeruE」(アケルエ)を運営中だが、こうした次世代育成支援機能の継承は今後検討するとしている。

同館の法人向け展示「Panasonic Group Solutions Showroom」については、移転後は創業時からの歴史や、地球環境問題などの社会課題解決に寄与する最新のソリューションや納入事例を紹介。また、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向け、グループとしてめざす未来の姿を感じられるような展示を行っていく。

なお、移転先であるパナソニック東京汐留ビル(所在地:東京都港区東新橋1丁目5番1号)の周辺では、同ビル地階にあるパナソニックのショウルームをはじめ、複数の事業会社のショウルームをすでに展開中。新たなビジネス向け展示は、各事業会社のショウルームとの連携をさらに強化していくとのこと。