フィリップス・ジャパンが2020年11月から発売を開始し、現時点で15万個超を販売する次世代型マスク「ブリーズマスク」。小型の電動ファンがマスク内の空気を排出し、マスクしていても呼吸しやすく蒸れないことが特徴です。その新製品発表会が2021年10月5日に行われました。
フィリップス・ジャパンが掲げる「スポーツ・ヘルス」
フィリップス・ジャパンは「有意義なイノベーションを通して2030年までに25億人の人々の生活を向上させる」ことを達成目標に、従来のヘルスケア領域を新たな市場に拡大する戦略を発表しています。そのひとつのジャンルが「スポーツ・ヘルス」。
「スポーツをやっている人や好きな人は多いです。そんな人たちの生活をヘルスケアとのシナジーでもっと活性化することはできないかという発想で、スポーツ・ヘルス領域への市場開発を掲げました」と、代表取締役社長の堤浩幸氏。
2020年12月には公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と、ヘルスケア領域において長期的、戦略的なパートナーシップ(JYD テクニカルパートナー)を締結。選手のパフォーマンス向上の施策を実施していくと共に、サッカーに携わる全ての人々=サッカーファミリーの健康促進の施策も展開します。
そのシナジーの具体例として、今回の新製品である、サッカー日本代表オフィシャルライセンス商品「フィリップスブリーズマスク」を発表しました。
特徴は、マスク本体をSAMURAI BLUEのネイビーカラーにし、電動ファンの周囲に日本国旗を思わせる赤いラインを施したデザインを採用。電動ファン部分には専用ステッカーを貼ることができ、付属する9種類からカスタマイズすることができます。
「ブリーズマスク」が次世代型マスクと言われる理由
性能は従来品の「ブリーズマスク」と同様で、アジア人の骨格に合わせた3Dデザインになっています。口元にマスクが張り付きにくい設計で、3段階の強度で駆動する電動ファンがマスク内の空気を排出してくれるのでムレずに快適。マスク内部に設置された高性能フィルターにより、花粉や細菌、ウイルス、PM2.5などをカットした新鮮な空気を取り込むことができます。
「3Dデザインのマスクなので顎のラインにフィットして、首筋のVラインを美しく見せてくれます。口紅がマスクに付きにくいので、女性は化粧崩れがしにくい状態を保つことができます」と、「ブリーズマスク」の開発事業部長の安部美佐子氏。
新製品発表会には特別ゲストとして、元サッカー日本代表で、現在はサッカー解説者として活躍する中澤佑二氏が登場。実際に「フィリップスブリーズマスク」利用した感想を語ってくれました。
「僕は汗かきなんですが、マスクの中は汗ばむことなく、サングラスをかけた時にも曇りませんでした。テレビのリハーサルで電動ファンを最大の3にしてみましたが、音声さんからは問題ないと言ってもらえました」と、気になる駆動音についても言及。
堤社長との「ニューノーマル応援について」のトークセッションの後には、自身は苦手だとするリフティングをして会場を沸かせてくれました。
選手との一体感を演出する応援アイテムに
新型コロナは収まりつつあるものの、今後もニューノーマルな観戦は続きます。「サッカー会場で声を出せないもどかしさはありますが、SAMURAI BLUEのユニフォームやタオルなどを着用することで、サポーターは選手との一体感を感じることができます。この『フィリップスブリーズマスク』をこれからの応援に活かせればいいなと思っています」と、堤社長はこれからのサッカー観戦スタイルについて語りました。
「フィリップスブリーズマスク」は10月5日より、5,000個限定で販売開始。マスクフィルターの交換頻度は2週間程度が目安。交換用のマスクフィルターは別売りで、5枚入りで1,595円になります。
「フィリップスブリーズマスク」概要
- 本体重量:約60g
- 電動ファン駆動時間:約2~3.5時間(選択したファンの風量による)
- 充電時間:約3時間
- 希望小売価格:12,540円