ソリトンシステムズは、同社のネットワーク認証アプリアンス「NetAttest EPS」においてChromebookに対応した電子証明書配布機能を新たに開発し、26日より提供を開始した。

オールインワンのアプライアンス基盤「NetAttest EPS」は、社内セキュリティの根幹である"認証"システムを企業ネットワークに提供している。プライベートCA(Certificate Authority:認証局)による各端末認証は日本語GUIにより手軽に行うことができ、煩雑な一括発行や証明書申請・配布ワークフローもポリシー変更により柔軟に変えられる。ハードウェアトークンを用いたワンタイムパスワードによる認証もオプションで可能になる。

Windows/MacなどのノートPCやiOS/Androidなどのスマートデバイスにこれら認証機能を提供する「NetAttest EPS」にChromebookが対応することを同社は発表した。Chromebookへの電子証明書配布の仕組みは、奈良市教育委員会の本番環境約23000台で実践されており、従来、特に困難であった大量の共用端末への証明書配布も簡素な操作で完了できると同社は述べている。

  • Chromebook対応のシステム概要(同社資料より)

    Chromebook対応のシステム概要(同社資料より)