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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


有塩バターには食卓用や製菓用など、さまざまなタイプの商品があります。高品質ながらも低価格なバター、こだわり抜いた製造方法で作られたものなどがあります。この記事では、選び方とよつ葉、エシレ、カルピスなどおすすめ商品をご紹介します。

酒類・製法・産地など
有塩バターの選び方

スーパーでもよく見かける有塩バターですが、いざ購入するとなるとどのように選んでいいか悩んでしまいますよね。

使い方によって変わってきますが、産地、種類、価格帯など、選ぶときのポイントはいろいろあります。有塩バターの選び方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

バターの種類で選ぶ

近年では製造方法も進化し、バターの種類もたくさんあります。調理に使うのであれば食材に色の影響を与えないものや容量が多いもの、トーストに使うのであれば塗りやすいものなど、シーンに合わせて使い分けることができます。

多くの種類や商品がありますので、あなたの利用シーンに合う有塩バターを探してみましょう!

さわやかな酸味を楽しめる「発酵バター」

出典:Amazon

さわやかな酸味に加え、コクや豊かな香りが「発酵バター」の特徴です。フランスをはじめヨーロッパではこの発酵バターが主流となっています。

発酵バターは、原料のクリームに乳酸菌を入れて半日以上発酵させます。この工程を経ることでコクと風味が深まるのです。

トーストに塗ってバターそのものの味を楽しむのもいいですが、料理に加えればコクを出すこともできます。発酵にもさまざまな種類があり、メーカーによっても風味が異なるので食べ比べてお好みの有塩バターを探すのもいいですね!

クセのない甘味が特徴の「非発酵バター」

出典:Amazon

味や風味にクセがなく、シーンを選ばず使えるのが「非発酵バター」の特徴です。

日本は乳製品自体の歴史は浅く、4世紀ごろ中国から入ってきたのが最初のバターだといわれています。日本で売っている主流のバターは非発酵バターとなります。

製法も忘れずにチェック

出典:Yahoo!ショッピング

バター選びの際には製法も確認したいですね。バターの製法は生乳から遠心分離を利用します。

クリームに分離させた乳脂肪分を徹底した温度管理のもとでかき混ぜると、バターのもとができあがります。その後、形成のため練り上げることでようやくバターの完成です。

品質にこだわるならA.O.Pマークがついているもの

A.O.Pマークはかんたんにいうと、商品の品質を保証するもの。産地それぞれの特産品の保護が目的です。国を挙げて製品のクオリティを保証するEU共通の制度ですが、実は現在A.O.P認定を受けたバターは「イジニー」「シャラント・ポワトゥー」「ドゥー・セーヴル」「エシレ」「ブレス」などがあります。

生産地にこだわりたい人や安心・安全を気にかけているという人にとっては、A.O.Pマークは欠かせないチェックポイントですね!

ブランドの特徴で選ぶ

有塩バターの選び方としてブランドで選ぶ方法もおすすめです。

独自の製造方法や原産地へのこだわりなどブランドごとに特徴があります。それぞれ特徴は異なるのであなたの好みの有塩バターを見つけてみてください。

まろやかな口当たりの「エシレバター」

出典:Amazon

エシレバターの原料として使われている牛乳は、工場から半径30km以内にある酪農家の牛から搾ったものだけを使用しています。広い牧場でストレスなく育った牛から搾った牛乳は、24時間以内に工場に届けられ、新鮮な状態でバターへと加工されます。

エシレバターは、乳製品の産地として知られるフランスの中西部のエシレ村で作られていて、やわらかい口当たりと香りの高さが特徴。本格派バターを楽しみたい方におすすめです。

コク深い味わいの「カルピスバター」

出典:Amazon

カルピス独自の高い製造技術や徹底した品質管理を行なうことでできあがった、白い色が特徴のバターです。

限られた量しか生産されないことから「幻のバター」と称されています。深いコクでありながら、透き通るような口溶けなので、トーストなどバター本来の味を楽しめるものにおすすめの有塩バターです。

原材料がすべて北海道産の「よつ葉バター」

出典:Amazon

原材料すべてが北海道産であり、バターだけでも11種類あるのでシーンに合わせて使い分けができます。

食パンなどに塗りやすいようホイップされたバターや、はちみつバター風味のものもあり、バリエーションはとても豊富です。

毎日使うならコスパで選ぶ

出典:Amazon

バターは食卓や台所で使うシーンが多くあります。ふだんから口にするからこそ価格面は気になりますよね。

スーパーなどで見ても価格帯はさまざまです。しかし、近年は低価格でありながら高品質のバターもたくさんあります。発酵バターが主流のフランス産も手に入りやすいため、いろいろなバターと比較してみるといいでしょう。なお、毎日使うならコストコに大容量タイプがある場合もあるので、チェックしてみてください。

産地で選ぶ

出典:Amazon

産地はバターの風味に直結します。「国内産にこだわりたい!」「フランスの発酵バターが食べてみたい!」という方も多いはず。

産地に目を向けてバター選びをしてみるのもいいですね。産地ならではの香りや風味があるので、食べ比べてみるのも楽しみ方のひとつです。

フードスタイリストがアドバイス
素材や製法にこだわったものを選ぶ

【エキスパートのコメント】

値段の差も大きいので、なににどの程度の頻度で使うかも、選ぶ基準になると思います。

パン作り、お菓子作りには、量も使うのである程度のコスパも必要ですが、バターそのものの味と風味を味わえるトースト、パン、料理の仕上げに使うには、少し贅沢に感じてもおいしいもの、素材や製法にこだわったものを選んでみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)