United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は5月20日(米国時間)、「Microsoft Releases Security Advisory for Windows DNS Servers |CISA」において、Windows ServerのDNSサーバ・サービスに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、DNSサーバ・サービスにサービス妨害攻撃(DoS: Denial of Service attack)が引き起こされる可能性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • サポートされているすべてのWindows ServerのDNSサーバサービス

本稿執筆時点では、セキュリティアップデートは提供されていない。

  • ADV200009|Windows DNS Server Denial of Service Vulnerability

    ADV200009 | Windows DNS Server Denial of Service Vulnerability

Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じて緩和策または回避策の実施を呼びかけている。いつセキュリティアップデートが提供されるのかは不明。今後の情報提供に注目しておきたい。