フットボールクラブ水戸ホーリーホックは2月21日、SAPジャパンと共同で、観客の観戦体験満足度向上を目指して実証実験を開始したと発表した。2月23日に開催予定のJ2開幕戦である大宮アルディージャ戦から実施する。

同クラブは、2019年11月に構想を発表した新スタジアム竣工に向けて、観客の試合観戦体験の向上と共に観客動員の増加を目指している。

今回の実証実験では、データの予測分析ツールである「SAP Analytics Cloud」を使用して、観客の満足度向上や動員向上のための取組みを実施する。

具体的には、ケーズデンキスタジアム水戸のメイン/バックゲートにおける顧客属性データ・来場時間のデータの収集及び、スタジアム場外の飲食/物販エリアにおける各種マーケティングデータの収集を行う。

なお、開幕戦当日には、メインゲート/バックゲート/メインゲート付近場外グッズエリアにおいて対象端末を設置するとのこと。