SBドライブは7月30日、対馬市および明治大学と共同で、ハンドルがない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」(仏 Navya 社製)の実証実験を、8月3~4日に対馬市の公道で実施すると発表した。

  • 自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」

この実証実験は、「対馬厳原港まつり」の開催に合わせて実施し、厳原地方合同庁舎と「対馬厳原港まつり」の会場間の往復約700mの移動に利用する。

SBドライブは、自動運転を前提に設計された「NAVYA ARMA」の公道での走行実証を目的に、車両を改造して、道路運送車両の保安基準第55条による基準緩和認定を受け、2019年6 月に車両の新規登録(ナンバーの取得)を行った。

なお、この実証実験では、訓練を受けた運転手(SB ドライブの社員)と、運転手を補助する保安要員が車両に乗車して、緊急時は手動運転に切り替える。また、SB ドライブが開発中の自動運転バス運行プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を使用して、遠隔地からバスの運行管理を行う。