米Kofaxは4月16日(現地時間)、印刷およびキャプチャのソフトウェア・ソリューション「Kofax ControlSuite」を発表した。同ソリューションは、多機能プリンタ(MFP)、モバイルおよびデスクトップデバイス、メール、印刷物のデータの中央管理やガバナンスを実現・簡素化し、複合的なMFP環境を含むハイブリッド・システム、テクノロジー、デバイスのさまざまな組み合わせでの印刷、スキャン、ルーティング、保存など、企業における文書の展開の大部分を管理、保護、統括するという。
Kofax ControlSuiteは、ワークフローおよびプロセスを自動化することで、常に適切な人に適切なタイミングで文書や情報を提供し、ビジネスの生産性を高め、文書のアクセス方法や用途を追跡する監査証跡を自動的に生成しコンプライアンスに対応しており、文書を安全に管理、統括する機能を提供する。
印刷、キャプチャ、出力に関し、単一のインストール、構成、管理を実現する統合プラットフォームとなり、モジュール式アーキテクチャには次世代バージョンの「Kofax Equitrac 6」「Kofax AutoStore 8」「Kofax Output Manager 5」が含まれている。
主な特徴としては、ユーザー中心の印刷およびキャプチャポリシーの自動化による、セキュリティリスクの緩和、コンプライアンス違反のリスクの低減、文書のキャプチャ、印刷、出力、モバイル環境など複数のプロセスにおける効率的な自動化ワークフローおよび情報ルーティングの実現するという。
また、印刷、キャプチャ、ルーティングに関する様々なニーズの管理に対し、モバイルのアプリを含め一貫したユーザー・エクスペリエンスの提供、複合的なMFP環境の簡素化および一元管理、紙に印刷する労働コストの削減、および従業員の生産性向上、文書管理システム、会計アプリケーション、データベース、ERP、CRM、そのほかのシステムなど異なるビジネス・アプリケーションへの画像およびデータの展開を可能としている。