Visual Studioエンジニアリングチームは2018年10月16日(米国時間)、「What’s Next for Visual Studio for Mac|The Visual Studio Blog」において、Mac向けVisual Studioの次期バージョンとなる「Visual Studio 2019 for Mac」における改善点や新機能について紹介した。

Visual Studioエンジニアリングチームは今後もVisual Studio 2017 for Macの改善を継続するとしているが、同時に次期バージョンの開発にも取り組んでいる。

紹介されている主な改善点や新機能は次のとおり。

  • コードエディタの信頼性とパフォーマンスの向上。Visual Studio for Macのエディタ実装をVisual Studioのコードに置き換えることで、Visual Studioと同等の機能を実現する。結果的に最も要望の多かった機能の1つであるRight-To-Left (RTL)もサポート
  • Team Foundation Version Control (TFVC)機能を統合。TFVCとGitをバージョン管理システムとして利用したいというのもユーザーから要望の多い機能であり、次のバージョンではTFVC機能を内部に統合する
  • 「open from version control」(バージョン管理から開く)という方法を提供し、これまでよりも素早く作業を開始できるように変更(Gitにフォーカスした作業方法)
  • .NET Core 3.0およびASP.NET Coreテンプレートをサポート
  • Xamarinサポート
  • Unityサポート
  • Visual Studio for Mac Roadmap for 2018|Microsoft Docs

    Visual Studio for Mac Roadmap for 2018 | Microsoft Docs

Visual StudioエンジニアリングチームはVisual Studio 2017 for MacとVisual Studio 2019 for Macプレビュー版の双方を同時にインストールして利用できるようにしたとしており、ユーザーに対してプレビュー版を試用してフィードバックを寄せることを希望している。フィードバックはDeveloper Community経由で投稿可能。