ロックオンは5月17日、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」と、シナジーマーケティングが提供するCRMクラウドサービス「Synergy!」の連携を同日より開始すると発表した。

「アドエビス」は、マーケティングにおけるユーザー接触ログデータを蓄積し、蓄積したログデータを用いることにより、マーケティングにおけるパフォーマンス最大化のための仮説立て・予算最適化・検証を行うマーケティングプラットフォーム。「Synergy!」は、顧客データベースをもとに、メール配信、各種受付フォーム作成、広告連携、LINEへの配信など、コミュニケーションを総合的に支援するCRMクラウドサービスだ。

「Synergy! X AD EBiS連携」は、アドエビスの計測データをSynergy!へシームレスに連携できる機能。アドエビスで計測したWEB上の行動履歴とSynergy!上の顧客情報を組み合わせることで、実際のユーザー行動に基づいた顧客育成が可能だ。

  • ロックオン、「アドエビス」と「Synergy!」の連携を開始

    連携のイメージ

これにより、オンラインでの広告接触から購買にいたるまで一連の行動データを基にしたユーザーのセグメントと対象セグメントへのメールやLINEへの配信を実現し、CRM施策のパフォーマンス向上に期待できるという。アンケートにも対応しており、ユーザー行動に合わせた細やかなマーケティング戦略の設計に役立てることができる。

例えば、バナーの訴求内容に合わせたメールマガジンの送り分け、キャンペーンページ閲覧者への再来訪促進LINEへの配信、コンバージョンに至っていないユーザーへのアンケート実施などのアプローチが可能だ。

「Synergy! X AD EBiS」の連携料金は月額1万5000円で、別途、「Synergy!」側での連携費用と、「アドエビス」、「Synergy!」の利用料が必要。初期費用は無料だ。