パルコは、同社のスマートフォンアプリ「POCKET PARCO」を用いたサービスとして、店内を歩いた歩数に応じた"コイン"進呈を行う新サービス「PARCO WALKING COIN」を14日より全国17店舗で開始したことを発表した。

同社のスマートフォンアプリ「POCKET PARCO」は、ショップスタッフが掲載する商品情報、イベントや新着情報など最新情報を確認できるほか、買い物や館内のWi-Fi接続、チェックインで貯められるコインに応じて「POCKET PARCOご優待券」を得られるなど店頭で買い物を楽しめる仕組みをアプリで提供している。14日からは、一部店舗で先行導入していた"店内を歩くと歩いた歩数に応じてコインを進呈"する新サービス「PARCO WALKING COIN」を全国17店舗(PARCO_ya 上野を含む)でスタート。

500歩達成で500コイン(1日/1回)が獲得でき、店内でアプリを起動し、チェックイン後に歩数の計測を開始。店外に出る前にアプリを再起動することで歩数をカウントする仕組みでウインドウショッピングでの商品との出会いの機会を演出する。スマートフォンアプリと連動させることで、店舗でのショッピングの楽しさを伝えると同時にリアル店舗の回遊増加を見込む。

同社は4月にはAmazon Echoを活用した独自開発の「音声案内サービス」を池袋PARCO館内に設置、5月17日からは店内案内と棚卸補助を行うロボット(Siriusbot(シリウスボット)/開発:日本ユニシスと08ワークス)を期間限定で、名古屋パルコに導入するなど次々に先端サービスを導入。5月16日からは渋谷PARCO建て替え工事の仮囲い×AKIRA ART WALLが第2章へと進み、大友克洋氏の代表作「AKIRA」をコラージュアーティスト河村康輔氏と演出し、世界に渋谷がアート・カルチャーの発火点であることを発信していく。

  • 名古屋PARCOで17日から期間限定で導入される店内案内と棚卸補助(同社5月11日発表の資料より)

    名古屋PARCOで17日から期間限定で導入される店内案内と棚卸補助(同社5月11日発表の資料より)