AGC旭硝子は4月24日、実物と映像のコンビネーションを実現する「infoverre SEE-THROUGH(インフォベール シースルー)」を開発し、販売開始することを発表した。

infoverreは同社が開発した樹脂と貼合技術を用いて、液晶ディスプレイをガラスに直接貼合したガラスサイネージ製品。今回開発されたSEE-THROUGHは、独自の光源設計によって鮮やかな映像(従来比1.5倍)と、透明度(従来比2倍)を実現し、従来表現できなかった実物と映像の融合を演出できるという。各種店舗や博物館・美術館などのショーケースに使用することが可能だ。

  • ショーケースなどに使えるガラスサイネージ
  • ショーケースなどに使えるガラスサイネージ
  • 従来品(左)と新規開発品(右)の比較

また、今後は、ガラスを介して情報交換ができるよう、タッチパネル機能を持つ製品の開発を進め、用途拡大を目指していく。