俳優の杉野遥亮が30日、都内書店で行われたファースト写真集『あくび』(ワニブックス/税抜2,300円)の発売記念握手会に登場した。
映画『キセキ-あの日のソビト-』(17年)で演技に初挑戦した後、ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』『嘘の戦争』、映画『兄に愛されすぎて困ってます』『覆面系ノイズ』など話題作に続々出演し、人気急上昇中の杉野。ファースト写真集は、初めて訪れる奄美大島・加計呂麻島にて撮影された。
9月の頭の撮影だったが、「台風が来るという予報になってて、一か八か。3日間だけすごい晴れてくれて、『持ってるな』と思いました」と振り返る。1番気に入っている写真は最後のページで、「暗がりの中で、僕がどこ向いてどんな表情してるのかがわからない中、目だけが光っている。どこへ行くかわからないというメッセージ性があって、最後のページにあるということも含めてお気に入り」と語った。
また「ベッドで横たわってる写真」もお気に入りだと明かす。「マネージャーさんに『すごいブサイク(な表情)』と言われて、寝起きの顔はなかなか見せることができないし、ここまで素を出せたことも含めてお気に入りでした」と理由を説明。タイトル通りに現場ではあくびをしていたというが「僕の中ではリラックスしている証拠」と弁解、「タイトルの候補が上がってきた時に、目を引くし、こんなタイトルをつけるの僕しかいないし、ぴったりだと思った」と思い入れを語った。
タイトルにちなみ「あくびしてください」と無茶振りされると、「本当にポーズあるんですよ」と主張しつつ、「出なくてもいいですか?」と問う。少し恥ずかしがりながら、あくびポーズを披露した。
1万人超の応募の中から選ばれたファンに「握手会が初めてで、面と向かって喋ることも初めてなので、2,000人の方が来てくれるってことはびっくりしました」と印象を表す。実際に握手をすると、緊張するファンの様子に「手が震えてる」と驚いていた。