これまでGoogleのPixelシリーズ/Pixel 2シリーズに提供が制限されていたビジュアル検索機能「Googleレンズ」がAndroidデバイスで広く利用できるようになる。Googleが3月6日 (米国時間)にロールアウトを開始した。Androidに続いて、iOSデバイスへの提供も間もなく開始する。

Googleレンズは写真に写っているものを分析し、関連する情報を表示したり、文字をテキストデータに変換する。たとえば、アート作品が写っていたら作品名やアーティストの情報、書籍や音楽CDならレビューも表示し、名刺からはテキスト化した電話番号や住所を連絡先に保存する。使用するには「Googleフォト」アプリを最新版にアップデートし、情報を取得したい写真を選択、下部のバーでGoogleレンズのボタンをタップする。Googleアシスタントからカメラを起動して使用することも可能だ。現時点で対応している言語はラテン言語のみ、一部の国では英語のみになる。

  • Googleレンズでコイトタワーを検索

    「この塔の名前は…」と思い出せなくても、Googleレンズを使えばすぐに名前や関連情報を確認できる。