東芝デバイス&ストレージは12月8日、データセンター、ストレージシステム、サーバなど向けに、CMR(従来型磁気記録)方式で記憶容量14TBのディスク9枚搭載のヘリウム充填HDD「MG07ACAシリーズ」を開発し、同日から順次サンプル出荷を開始すると発表した。

記憶容量12TBモデルも同時にサンプル出荷を開始する(12TBモデルは搭載ディスク数は8枚)。

  • 「MG07ACAシリーズ」

    「MG07ACAシリーズ」

インタフェースはSATA 6Gbit/s、バッファサイズは256MiB、回転数は7,200rpm。

「MG07ACAシリーズ」は、同社初のヘリウム充填を採用した3.5型HDDで、HDD内部に空気より軽いヘリウムを密閉することにより、ヘッド浮上やディスク回転を従来よりも安定させることができ、ディスクの大容量化と低消費電力化を実現したという。

同シリーズは、従来のCMR方式を採用しながら、ディスク媒体の磁気記録層とヘッドの機能を向上させることなどで高記録密度化を行っているという。同社では、従来型システムで使用されていたHDDとの置換に適しているとしている。

さらに同社は、初めてディスク9枚の搭載を実現し、前世代品のMG06ACA 10TBモデルに比べ、最大記憶容量は40%増となる14TB、MTTF(平均故障時間)は250万時間、電力消費効率(W/GB)は50%以上向上したという。