解像度は大幅に進化

次にディスプレイを比較する。

機種名 GALAXY S5 GALAXY Note Edge Galaxy S6 edge
ディスプレイサイズ 5.1インチ 5.6インチ 5.1インチ
ディスプレイ解像度 1,080×1,920ピクセル (1,440+160)×2,560ピクセル 1,440×2,560ピクセル

ディスプレイサイズは、S6 edgeとS5が同じで5.1インチ、Note Edgeは5.6インチになっている。ディスプレイが大きいのはGALAXY Noteのバリエーションモデルであるためだ。

S6 edgeでは解像度が非常に向上しており、同じサイズのS5がフルHDであるのに対して、1,440×2,560ピクセルになっている。これはNote Edgeの(1,440+160)×2,560ピクセルに迫る解像度だ。ちなみに、このNote Edgeの「+160」というのはエッジスクリーンの部分。ディスプレイサイズが5.1であるおかげもあり、S6 edgeの表示密度は非常に高い。

また、Note Edgeの片面エッジスクリーンと比較して、デュアルエッジスクリーンとなったことで、使い勝手に加えて、そのデザイン性は大きく高められた印象だ。

ちなみにS6 edgeは文字情報表示機能としては、片面のどちらかを選択して表示させるもので、同時に両方に表示させるわけではない。ユーザーがどちらのサイド面をよく見るかで、表示面を変えることができるわけだ。こうした自由度は、Note Edgeを上回っている。

文字情報が表示されるデュアルエッジスクリーン(写真左)、背面のデザインも美しい(写真右)

S6 edgeがデュアルエッジスクリーンを搭載しながらも、S5と比較して薄く軽量になっているのはナイスだ。素材的にもかなり工夫されているのではないかと思うが、実は基本的なボディ構造も大きく変わっている。

従来のGALAXYシリーズではユーザーが必要なだけ使い続けることができることを意識してか、ボディの背面がはずれてバッテリを交換できるようになっていた。それがS6 edgeではボディ一体型となり、バッテリ交換ができなくなっている。このおかげでボディが薄く、しかも剛性を高くすることが可能になったのだろう。