だったら、「Smart WiFi Toggler」や「WiFi Manager」などの"自動"でWi-Fi機能をオン/オフするアプリを導入するとよい。この手のアプリは、ロケーションを記憶して効率よくWi-Fi通信を行うといったことに特化しているので、手動で操作する手間を省くことができる。実に有意義なアプリだ。まぁ基本的に英語表記のアプリが多いので、何個か試してみることをオススメする。

Wi-Fiの接続を管理できる「Smart WiFi Toggler」。日本語化設定もあり、使いやすい

こちらもWi-Fi管理アプリ。「WiFi Manager」は、ユーザーが多く、評価が高い。ウィジェットにも対応しているのもポイント

また、スリープ時のWi-Fi接続設定も見直しておこう。スリープなのにWi-Fi? と思うかもしれないが、これは自動更新などに利用する機能。Wi-Fiの詳細設定で指定できる機能で、「使用しない」に指定しておけば、スリープ時の通信が抑えられる。加えて、「接続不良のとき無効にする」にチェックを入れておけば、通信が不安定の時に接続が回避できるようになる。接続の確立→LTE/3G→接続の確立→LTE/3G→接続の確立という不安定なシーンで無駄な電力消費が抑えられるのだ。

Wi-Fi機能設定からアクセスできる詳細設定。この設定で注目すべきなのが「スリープ時のWi-Fi接続」と「接続不良のとき無効にする」という項目。「スリープ時のWi-Fi接続」は個人的に「使用しない」がオススメ。「接続不良のとき無効にする」もオンにしておきたい

あ、ケースバイケースだけど、マナーモードを利用するのもオススメ。通信を必要としないゲームアプリで遊ぶ場合や、通信を制御したい場所での利用にはマナーモードを使おう。LTE/3GとWi-Fiの両方を停止できるので、通信という意味でのバッテリ消費を抑えられる。ちなみにGPS機能も使わない場合はオフにしちゃえッ!